話し方教室「子供の成長に科学的思考は重要となる!」

児童発達と科学的思考の関係

ミシガン州立大学エクステンションの研究者2人は、大学ホームページにて、科学的思考の習得は児童発達を促すといった記事を掲載した。

科学的思考は、日常生活を送るうえで非常に重要であるといわれる。たとえば、天気によって服装を決めるなど、人間は、科学的思考によって自然の事象や現象など現実世界を把握し、物事を論理的に判断できるようになる。

また、科学的思考は、観察、質問、予測、試験・実験、情報処理、伝達表現に必要とされる能力である。

研究者らは、子供の発達に科学的思考の習得は重要であり、子供から大人へ成長する段階において、日常生活で科学的思考を用いることにより教養がある人になると述べている。

科学的思考の習得

科学的な思考プロセスの基礎を身に付ける為、幼児に対して科学的思考を具現化し、科学的遊びや実践を通して自由に探究する機会を与える必要があるという。

昆虫を捕まえて観察する、昆虫の巣を作る、自然の中で寝転ぶ、自然の音を聞くなど、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感を使って自然を感じることで、探究する機会は無限に得ることはできる。

幼児の洞察は興味深く、大人の想像を超えた疑問を投げ掛けてくる。科学的探究では、正解を導き出すことに焦点を当てるのではなく、子供が自身の理解力に基づいて考え、その考えを伝えることが重要となる。

仲間との科学的探究により、社会的・情緒的成長

子供は、科学的探究を通して知識や教養を身に付ける。

子供と共に科学的探究となる経験・体験を振り返り、共有することにより、更なる探究心が生まれるという。また、仲間との探究経験・体験によって知識は増え、社会的・情緒的成長が期待できる。

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