話し方教室「リーダーシップにおけるパーソナルブランド戦略」

リーダーシップ育成のパーソナルブランド戦略

リーダーシップ育成において、パーソナルブランド(個人ブランド)戦略は非常に重要である。個人のブランド化により社内外から共感や信頼などを得ることができ、個々の市場価値を高められるという。

「Inc」では、カレン・リーランド氏によるブランドマッピング戦略を通して、パーソナルブランド戦略について紹介している。

リーダーがパーソナルブランドを重視していない現状

リーランド氏は、多くのリーダーが、ビジネスブランドほどパーソナルブランドを重要視していないと指摘する。パーソナルブランドは、意図的に構築できない。

ビジネスブランド戦略と同様に、レピュテーション・マネジメント(他者より受ける評価を管理し、自己価値を向上させること)が求められる。

リーダーは、自己価値を的確に把握し、表現すること

パーソナルブランドは、簡潔な自分自身の説明である。リーダーは突き詰めて忠実に自分を捉え、手短な文章にて自己価値を表現することが好ましい。

その際、リーダーが掲げる目標や方針を考慮したうえで、ブランドの位置付け、ブランド様式、ブランド力を明確にする。

自己価値は、印象、人柄、性格や特徴、態度や立ち振舞いより影響を受ける。他者の評価が、リーダーの市場における位置付けを決める。

また、他者に与える印象に一貫性を保つ為、ブランドの表現スタイルや方法には注意を払う必要がある。

パーソナルブランドの表現は、最適な手段で

パーソナルブランドを表現する際、個々のスキルを最大限に活かした方法を選択することを心掛ける。例えば、文章力が秀でているリーダーはブログなどの媒体を使い、スピーチが得意なリーダーは会議など基調講演の場を設ける。

特に、文章にて訴求する場合、社内外のターゲットが情報収集する媒体を活用すると効果的である。

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