話し方教室「リーダーが規範を示し、職場風土を改善する!」

職場風土におけるリーダーの役割とは

職場風土は、企業の社会的活動・社会事業、職場の透明性をもたらすといわれる。

タイニーパルス専務理事であるプレム・クマールは、職場風土を組織の価値観・信念・行動様式と定義する。職場風土は、職場において従業員の士気を高める要素、職場の透過性や雰囲気、従業員の人間関係など労働環境を表している。

一方、ザ・パーパスフル・カルチャー・グループ創始者であるクリス・エドモンズ氏によると、企業文化は、組織の経営・運営、経営ビジョンを表すという。

「ビジネス・ニュース・デイリー」では、職場風土におけるリーダーの役割について紹介している。

リーダーは、企業の本質的価値を定めて職場風土を改善する

エドモンズ氏は、ミレニアル世代により、個々の価値や尊厳、存在意義、仕事における生産性や効率性が重視されるようになったと述べている。

その為、リーダー、特に経営幹部は、企業文化において果たす役割が増大しつつある。企業の本質的価値を定め、本質的価値に基づいた具体的行動を示し、職場風土を改善することが求められる。

例えば、成功した企業において、経営者をはじめとしたリーダーは個々の相違を受け入れ、企業競争力として活かしている。タイニーパルスの調査によると、企業の本質的価値を高い透明性と定めることにより、情報伝達やコミュニケーションは活性化し、風通しの良い労働環境になるという。

リーダーが規範を示すことで、職場風土は改善される

最高経営責任者など経営幹部から職場責任者に至るまで、リーダーは、周囲に対して規範を示す必要がある。リーダーの示す規範は生産性や業務促進を促し、職場風土は改善する。

エドモンズ氏は、職場風土の改善により、業務成果は30%から35%、業務率は40%以上も向上すると述べている。

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