会話・雑談力の話し方教室|コミュニケーションにおける感情コントロール!

エモーション・コントロールの重要性

慎重な対処を要する事態において、感情的な対応は人間関係を悪化させる。問題解決には傾聴力、受容力や共感力が必要とされ、エモーションコントロール(情動操作)が状況改善に効果的であるといわれる。

「テス」では、子どもを例としてエモーションコントロールについて論じている。

エモーション・コントロールとは?

エモーションコントロールとは言動と情動(感情)を連動させずに切り離し、感情表出を制御することにより表情や立ち振る舞いなどの言動に感情を反映させないスキルである。

自己、あるいは他者のあらゆる感情を受け入れて共感したうえで、言動に対処する。

感情を高ぶらせずに、落ち着いて十分なコミュニケーションを

感情の受容・共感には忍耐、自己認識が必要となり、非常に難しい。エモーションコントロールでは自制心を保ち、興奮や激高など感情を高ぶらせずに感情を受け入れるように心掛ける。

例えば、子どもが苦手な教科を理由に登校拒否した場合、まずは十分なコミュニケーションを図る。「苦手な科目の授業を受けたくないから学校に行きたくない」といった子どもの気持ちを否定せずに全て受け入れ、共感を示す。その後、登校拒否など子どもの行動に対する改善・解決策を考える。

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