話し方教室東京 ニュース|コミュニケーションスキル不足には、精神的・身体的健康問題のリスクがある!

社会スキルが低い人の問題とは

インドで英語のニュースを配信するタイムズ・ナウは11月7日、社会的なスキルが低い人には身体的・精神的な問題が発生するリスクが高いという最近のアメリカの研究を紹介した。

社会的なスキルとは、周りの人間と効果的にかつ適切にやり取りする技術のことを指す。このコミュニケーションスキルのほとんどは育った家庭環境に始まり、長い時間をかけて形成される。

研究では18歳から91歳までの775人を対象に、社会的スキル、ストレス、孤独感、心身の健康に関するアンケートを実施した。その結果、社会的スキルが低い参加者には、より大きなストレス、孤独感、および心身の健康問題があることがわかった。

ソーシャルスキル不足による孤独には、喫煙、肥満同様のリスクあり

これまで長い間、社会的なスキル(つまり、コミュニケーションスキル)が例えばうつ病や不安などの精神的な健康問題に関連していることは知られていた。しかし社会的なスキルが身体的な健康問題の指標に使えるかどうかははっきりしていなかった。

研究の関係者は、孤独感とストレスが社会的なスキルの低さと身体上の健康問題を結びつけているようだとしている。ストレスが体に及ぼす悪影響も長い間知られていたが、孤独が健康上の危険因子として認識されたのは最近のことだ。それによると、喫煙、肥満、脂肪が多い食事と同じぐらい深刻なリスクだという。

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