会議・ミーティングの話し方教室東京|会議司会者は知っておきたい!場を引き締める話し方

会議司会(ファシリテーション)の難しさ

管理職や中堅社員になると会議のファシリテーション(司会)を行わなければならないことも増えてきます。しかし、いざ司会をしてみると、議題通りに会議が進まず、話が脱線したり、意見がなかなか出なかったりと、司会の難しさを実感することでしょう。話しベタな人は特に、会議司会に苦手意識を持ちやすいものです。

今回は、円滑に会議を進めるための、「場を引き締める話し方」について述べてみましょう。

ファシリテーターは「会議を始めます」と、言い切る

会議を始める時には「ただいまから、○○会議を始めます」というように、言い切りの形にすることがポイントです。「~します」と言い切ることによって、場の空気が引き締まります。

もし、「会議を始めます」という言い切りの形ではなく、「会議を始めましょうか」と呼びかける形にすると、コミュニケーションをとりやすい雰囲気にはなるものの、引き締まった空気にはなりません。会議を始める時には、言い切り、断定調で発言することで、場を引き締める。これが大事です。

会議司会者は、毅然とした態度で臨む

また、司会者は、会議中も気持ちを引き締めていることが大切です。会議中に生じやすいのが、本題からの脱線です。脱線したと感じた場合は、「その内容は、またの機会にしたいと思います。本題へと戻りましょう」と言えばよいのです。毅然とした態度で、脱線を元に戻す発言をすると、それ以降、話が脱線しにくくなります。

逆に、意見が出にくくなることもありますので、そんな時は、「ご意見をうかがいたいと思います。○○さん、いかがでしょうか?」と参加者に問いかけてみましょう。毅然とした「態度」で会議に臨むと、自然と発言もそうなります。会議の場を引き締めるには、態度も大切なのです。

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