話し方教室(東京)「朝礼スピーチの話材/本を読もうよ!」

新聞、週刊誌、月刊誌、読んでいますか?

私は、新聞、週刊誌、月刊誌をそれぞれ幾つか定期購読している。

新聞は全国紙と地方紙。週刊誌は経済誌。月刊誌は経営系だ。その週刊誌の一つが、週刊ダイヤモンドである。

今日はその週刊ダイヤモンドの編集長の話を聞いてきた。24名の記者で全業種をカバーしているそうだ。記事の仕込みに9ヵ月や1年をかけることもあるそうで、なかなか大変な仕事ではある。

新聞は刺身、週刊誌は干物、本は缶詰

私が若い頃に努めた会社の社長は、こう言っていた。「新聞は刺身。週刊誌は干物。本は缶詰」。なかなかうまい表現である。

確かに、一日たった刺身(新聞)は鮮度が落ちるので食べる(読む)気がしない。また、干物(週刊誌)はある程度日もちするものの、早く食べた方がいいに決まっている。缶詰(本)なら、何年でも保管に耐えうる。

勉強する人でも、大学卒業~定年までの読書量はたった千冊

以前、よく勉強をする人でも、大学を卒業してから定年退職するまでに読む本の数は、千冊程度だと聞いたことがある。私はこれを聞いた時に、一万冊の間違いじゃないかと耳を疑った!

でも、実際にリサーチしてみると、やはり、千冊程度であった。22歳で、会社に入って、60歳まで38年間勤めたとして、年間30冊足らずである。

まあ、なんと少ないことか!!年間300冊ペースで読むと、人の一生どころか、十生分の勉強ができるというのに。少なくとも、年間100冊は読まないとねぇ・・。

本や活字を読むことは大変重要です。

私たちは、文字を読まないことには、考えることをしません。そして考えなければ、ただの葦(あし)にすぎないのですから。

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