話し方教室(東京)「朝礼スピーチの話材/広くて、深い教養の時代に!」

専門能力だけでは足りない時代

グローバル企業に必要な人材像が変わってきている。

つい最近までは専門性や経営管理能力、語学ができることが重要な条件だった。でももはや、それだけでは通用しないようだ。

それ以上に重要なものがあり、それは「幅広く、深い教養」だという。その教養を土台にした「人間の魅力」が求められているわけだ。

その教養とは、「リベラルアーツ」といわれるものだが、確かに日本人の弱いところではある。

リベラルアーツとは何か

リベラルアーツとは、例えば、思想、哲学、真善美、倫理、宗教、歴史、文化などのこと。自国のそれ、そして相手国のそれらについて理解することが極めて大事な時代になっている。

要は、自分とは何者か、自国はどんな国なのかを知っていなければならない。そしてもちろん、相手、相手国のことも同様に知っている必要がある。

その上で、対話しあうことで、真の理解に到達できるし、それではじめて、相手からの深い信頼も得ることが可能になる。

リベラルアーツの本質とは

リベラルアーツというものが、欧米では大変重要視されるということを、何十年も前から私も知ってはいた。

でもしばらくは、「そんなものかな~」という程度の認識だった。

しかし、何か重要な決定をするに際しても、ぶれない大局的な判断ができるようにもなるには、どうしてもリベラルアーツが必要なのだ。それがリベラルアーツの本質と言ってよいだろう。

今では、私も50歳を過ぎたが、リベラルアーツの重要性を、日々、実感している次第だ。

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