話し方教室(東京)「専業主婦のコミュニケーション能力開発!」

主婦の方が話し方教室に入学される動機とは?

今日は初学者コースの集団授業の日だった。

本学が職業人のためのスクールであることはご存じだと思うが、実は、「初学者コース」や「会話雑談コミュニケーションコース」には、「専業主婦」の方も 少なからず在籍しておられる。

彼女たちの受講動機は、ほとんどが、お子さんがらみのことになる。つまり、学校のPTAや父母会対策で来られているのだ。

くじ引きで、校外委員長になってしまった

今日参加された専業主婦の方は、小学生のお嬢さんの学校で校外委員長になったので、慌てて昨年入学されてきた。委員長になった経緯はきわめてシンプル。くじ引きだ。

ご本人は、生まれてこの方、「○○長」というものになったことがない。性格も「長」には向いてなく、運悪く12分の1の確率で、委員長なってしまった、のだと言う。

そんな彼女の久しぶりの授業参加。彼女いわく、「忙しくて、なかなか授業に参加できない」らしい。私は久しぶりに彼女のスピーチを聞いたが、かなりうまくなっていた。落ち着いて、堂々と話していた。

そこで、授業の後に少しお話をした。彼女は「このあいだ、人前で話したのですが、あがらなかったんです!」、「ご指導のお蔭です!」と言ってくれた。

本学で学んだことを、本番スピーチに適用するだけ!

ちなみに、本学の授業では、重要な「根底力を養成する授業」を実施している。ご入学になった方には、業界で唯一 その授業を提供するのだ。

あとは、本学で学んだことを、そのまま実際の本番スピーチに適用するだけでよい。そうすれば、意外と、あっけなく問題は解決できてしまう。

彼女の場合も、本学で学んだことを、忠実に実際の本番に適用しただけだそうだ。そうしている間に、問題が解決できていた。

子供の教育とは、親子の共育でもある

でも、私が思うに、この度の彼女のコミュニケーション能力開発に一番貢献したのは、実は、彼女のお嬢さんではないかと。

小学生のそのお嬢さんがいなければ、彼女は、校外委員長にはなっていない。校外委員長になっていなければ、本学にご入学になることはなかった。

そういう意味では、彼女のお嬢さんが、ママのコミュニケーション能力を開発してくれたことになる。

家庭での「教育」には、親が子に「教え育てる」面は多いが、実はそれ以上に、親と子が「共に育つ」、「共育」の面が強いと私は思っている。

今回は、お嬢さんの成長に合わせ、ママも成長した。まさに「共育」を地で行った実例だと言えるだろう。

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