話し方教室(東京)/朝礼スピーチの話材「日本の職人さんの凄さに脱帽」

職人さんの手が、機械では見つけられない不良を見つける

私は車が大好きだ。スバルやスズキのオフロード車が、特に好きである。そして、いつも車を買うときは、四駆と決めている。

今回は、スバルやスズキの話ではなく、トヨタの話。レクサスを生産する九州の宮田工場がすごいらしい。

その工場の最終検査の工程では、白い手袋をした職人さんが、ボディーの表面を触りながら、コンマ1ミリのレベルで、立て付けのずれを探していくのだそうだ。

そして、機械では見つけられない不良箇所まで見つけていく。その厳しい工程をパスした車だけが、世に出ていくわけだ。

日本のモノづくりは、職人さんの触覚が支えている

上記の職人さん達は、希望すれば、いつでも最終検査の工程に立てるわけではない。

「始業前に立て付けを微妙に買えた模擬ボディーの接合部をなぞり、コンマ2ミリまでの誤差で、不具合を指摘できた人だけがその日のラインに入ることができる」(日経産業新聞2014-08-22)という。

私は思った。日本のメーカーさんも、職人さんも、凄すぎると。日本のものづくりは超一流を言われるが、それを支えるのは、実は職人さん達の触覚ともいうべきものだった。

ハイテクの時代なのだが、機械が超えられない職人さんの触覚・皮膚感覚に脱帽である。

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