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話し方教室|ビジネスコミュニケーション講座「社内コミュニケーションの目的とは?」

グーグルの社内フォーラムが社会問題に発展
米国を本拠地とするメディア「CNBC」は6月27日、グーグル社が発表した、社内フォーラムの利用に関する新しい指針を取り上げた。

 
ビジネスコミュニケーション講座/イメージ画像:pixabay


グーグル社には仕事やそれ以外の話題で、社員が意見を交換するオンラインのフォーラムがある。昨年そこで、テクノロジー業界に女性が少ないのは性差に起因するという旨の発言があり、大手メディアが報道する社会問題に発展した。

名前が挙げられた人々は内外で批判を受け、発言者は解雇され、グーグル社を訴えた。
以来、同社の社風に対して社内でも批判が続いたが、このほどフォーラムの利用に関する新たな発表があった。

新しいガイドラインでは、本人の許可なく個人的な情報を漏洩することを特に禁止している。また同社のシステムを利用して残された記録は、法廷へ証拠として提出するなど、本人の了解なく外部で共有される可能性がある、と警告を発している。

社員の意見交換や社内コミュニケーションにふさわしい表現とは?
グーグル社で起こった互いを尊重する話し方を求める動きは、多くの点で米国の社会全体の動向を反映している。例えば移民政策などについて、政治的に両極端な立場の人々が、共通の基盤を見つけようと努力している。

同社の新しいポリシーは、特定の人々を対象とした断定的な表現を避けることを勧め、扇動する、ののしる、人格を攻撃するなどの行為を禁じている。社内のコミュニケーションの目的は互いの理解を深めることであり、何が正しいかを争うためではないとしている。



まとめ/話し方教室の視点と要点:社員がオンラインで意見交換する際の注意点

グーグル社には仕事やそれ以外の話題で、社員が意見を交換するオンラインのフォーラムがある。昨年そこでの発言が社会問題にまで発展してしまった。

②そこで、
グーグルは「社内フォーラム」の新しいガイドラインを作った。(a)本人の許可なく個人的な情報を漏洩することを禁止。(b)同社に残された記録は、法廷への証拠など、本人の了解なく外部で共有される可能性があると警告。

さて、この件で問題は2つある。

まず、社内の発言を、わざわざ外部に漏洩した者がいる、ということ。これは法的問題。

もう一つは、「社内コミュニケーション」の目的を履き違えた発言があった、ということ。こちらは礼儀作法の問題である。

前者への対策は、入社時点で就業規則や契約書で「禁止」を周知徹底することが大事だ。また後者への対策は、日頃の教育しかないだろう。

グーグルの新ポリシーでも言っている通り、「社内コミュニケーションの目的」は、お互いの理解を深めることであり、何が正しいかを争うことではないわけだ。表現にもエチケット&マナー、礼儀作法が求められるのは当然だろう。

ビジネスにおいても、自己主張や自己表現は大事である。しかしながら、法や倫理、そして礼儀作法をわきまえることは大人のたしなみと言ってよい。コミュニケーション以前のこととして注意してほしいものである。


コピーライト話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/ワールドニュース・スタッフ委員会



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