話し方教室グローバル「話のリズムと音楽のリズムにおける関係性は言語学的に重要である」

脳内における言語と音楽リズムの関係性

「メディカル・エクスプレス」によると、脳内の話のリズムと音楽のリズムにおける関係性は、言語に洞察を与えるという。話の内容を理解するうえで、音節(シラブル)や言葉における「間」は非常に重要であり、間の長さ、間の取り方は話の内容に大きな影響を与える。

例えば、同じ音楽であっても異なるテンポにて奏でられた場合、脳は異なる音楽として認識する。つまり、脳は、リズムにより音を理解する。それゆえ、音楽療法は、言語トレーニングに有益であるといわれる。

話し手は規則性をもって話し、聞き手は規則性によって話を予測する

ポツダム大学ベビーラボ(ドイツ)のアラン・ラングス博士は、対人コミュニケーションにおいて、話し手は規則性をもって話し、聞き手は規則性により話の展開を予測すると説明する。

また、規則性は言語習得にも重要な要素となると説明する。幼児は言語を理解していないが、リズムを手掛かりに文章が始まり、どのように言葉が文章にまとめられているかを理解するという。

音楽のリズムと話しのリズムは、脳内では同じメカニズムで処理される

同大学の研究チームは、生徒を対象に、視標追跡(アイトラッキング)により、脳がどのように話のリズムと音楽を処理するのかを調査した。先行研究では、脳の反応時間(タップ、ビートなど)を測定し、脳の活動を分析したが、今回は視標追跡にて検証した。

被験者に話と音楽を聴かせ、眼球運動を通して、リズムに合わせて、時間の経過とともに眼球の大きさが変化する過程を観察したところ、話と音楽ともにリズムカルなビートを好む傾向があった。また、音楽のリズムと話しのリズムは、脳内で同じメカニズムにて処理され、時間的レベルでの刺激に差異はないことが認められた。

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