プレゼンの話し方教室(東京)「説得力ある企画書の書き方とプレゼンテーション!」

企画書で説得する

社内外、いろんなケースで求められる企画書。企画書にしないと、どんなに良いアイデアがあっても認めてもらえず、サポートや予算も得られません。

今回は、会議やプレゼンで認められるような説得力ある企画書の書き方をご紹介しましょう。

相手を知る

相手(提案先)の年齢、知識レベル、知りたがっていること、興味を持っていることなどを調べ、相手の知りたいことを中心に、資料を作成することが肝心です。

相手目線で作れば、おのずと説得力のある企画書ができます。そして、よい企画書をもとに効果的プレゼンテーションを行えば、提案先の説得も容易になります。

過不足ない情報量

相手が知りたいことを中心に書かれた企画書は、観点が絞られていて、的を射たものになります。欲張って、情報を盛り込み過ぎると、かえって説得力が落ちるものです。文章を短くしたり、3,4行に1行のスペースを入れたりして、読み手が見やすいように工夫しましょう。

数値データは、グラフ化したり、表にまとめたりして一目でわかるようにします。また、少なすぎる情報量も説得力がなくなりますので、ほどよい「過不足のない」情報量。これが企画書に求められます。

根拠を数字で示す

なぜこの企画を提案するのか、問題は何なのか、なぜこの方法で解決できるのか、なぜこのプランなのか、その色々な場面で、根拠を示しましょう。シェアや売上高の推移など、根拠を示す「数値」があれば、ますます説得力が増します。

そして、企画が実現した時、相手にどんなメリットがあるか、これも根拠とともに示しましょう。具体的な数値データがあれば、なおさら効果的です。

プレゼンテーションで説得を仕上げる

良い企画書ができても、プレゼンテーションでの話し方がやはり重要です。これで説得できるかどうかが決まります。

もっとも、立て板に水のごとく饒舌に話す人よりも、朴訥に話す人の方が説得力があったりしますから、スラスラ話すことだけが大事なのではありません。あがり症や話下手の人でも、相手に絶対伝えようとする「熱意」が、説得力を生むのです。

説得力のある企画書は、相手目線で、過不足ない資料で、根拠をキチンと示すこと。そしてプレゼンは、熱意を持って。ぜひ、チャレンジしてみてください!

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