話し方教室東京 教養講座-プレゼンテーションの始め方と終わり方に注意せよ!

プレゼンテーションでは、最初が最も重要

「ケンブリッジ ネットワーク」では、プレゼンテーションにおいて避けるべき終わり方について説明している。

理論上、物事の始めと終わりは記憶に残りやすい。そこで、プレゼンテーションでは、話の始め方と終わり方に焦点を置くと良い。

とりわけ、最初が肝心である。冒頭で聞き手の心を掴み、話に引き込むことが求められる。それゆえ、プレゼンテーションでは出だしが最も重視される。

プレゼンの終わり方も、重要である

そして、話の始め方に次いで、話の終わり方も重要になる。聞き手に強い印象を与え、記憶に残るプレゼンテーションにするように話を纏める。

話の終わり方として、まず、謝罪は避けるべきである。例えば、「お忙しいところお時間を割いていただき、申し訳ございません」「拙い話で申し訳ありません」など謝罪の言葉で締めくくる話し手は少なくない。

しかしながら、話の終わりに謝罪の言葉を用いると、最後に否定的な印象を与えてしまう。聞き手は自信の欠如と受け取るから注意する必要がある。

プレゼンの情報量と時間配分には注意する

また、プレゼンテーションは、情報量と時間配分を意識して進めるべきである。例えば、「伝えたい情報量が多くて早口で全てを説明した」「途中で時間が足りなくなって後半は駆け足で話をした」といった失敗例は少なくない。

これだと、結局、聞き手は、話し手が何を伝えたかったのか分からず、話し手のメッセージは伝わらない。そこで、時間に余裕をもち、制限時間の90%を目途に話を終えることが理想的である。

時間が足りなくなると気持ちは焦り、パニック状態に陥ってしまう。時間に余裕ができると、心にもゆとりが生まれる。心に余裕があると落ち着いてリラックスして話せるため、聞き手の記憶に残るプレゼンテーションとなり、話し手のメッセージは伝わる。

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