あがり症克服の話し方教室東京-人前で話す恐怖を克服する「振り返り」のコツ!

人前で話す緊張を軽減するには

ルンド大学マルメ音楽アカデミーは、音楽パフォーマンスのマスタープログラム「ザ パフォーミング ヒューマン ビーイング」に基づき、テクニックを紹介している。

パブリックスピーキングの恐怖を軽減するには、まず、広い視野で自分自身を見つめることが大事だ。個人として何事も一人で取り組むのではなく、人生の視点から自分自身を見つめ、他者と経験を共有することが重要であるという。

広いコンテクスト(前後関係や背景)において、自分を見つめる。人前で話す状況下に抱く恐怖や不安を一人で克服しようとするのではなく、他者の経験を参考にしてみる。

まず、過去のパブリックスピーキングの成功体験を思い出す

例えば、音楽家として活動するプログラム講師は、自分がどんな失敗を経験し、どのように克服したのかを生徒と共有するという。

まず、過去のパブリックスピーキングを振り返り、成功体験を思い出す。人はネガティブな経験ばかりに目が向きがちであるが、ポジティブな経験に着目してみる。

「何をしたら手応えを感じたのか」「どのような場面で好感触を得たのか」「どうして上手く話せたのか」など5W1Hで具体的に言語化する。

つまり、「何がうまくいったのか」を具体的かつ詳細に振り返る。ポジティブな経験や成功体験を棚卸しすることにより、最高のパフォーマンスを発揮するうえで必要なものが明確になる。

次に、人前で話す恐怖、不安、緊張などネガティブな感情と対処法を考える

そして、パブリックスピーキングに伴う恐怖や不安、緊張などのネガティブな感情とその対処法について考えてみる。

過去のパブリックスピーキングにおいて、どのような状況でネガティブな感情を抱き、どのように乗り切ったのかを振り返る。その際、友人、先生、同僚をはじめ、信頼できる人に対して建設的なフィードバックを求めるのも良いという。

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