「自分の言葉で話せる人になる!話し方教室が教える“主体性あるコミュニケーション”の秘訣」(じっくり教養 話し方教室東京)


ビジネスの現場で、信頼される人・影響力のある人・リーダーとして支持される人には共通点があります。それは、自分の言葉で話せることです。

しかし多くの人が、会議やプレゼン、人間関係の場面で、「言葉に自信が持てない」「当たり障りのない表面的な言葉になってしまう」「台本がないと話せない」という悩みを抱えています。

“自分の言葉で話す力” は、信頼・共感・影響力を生む土台 となる重要な能力です。今回は、自分の言葉で話せる人になるためのポイントを解説します。

1.考えをまとめる力を鍛える

自分の言葉で話せない最大の原因は、頭の中が整理されていないことです。考えをまとめる力=言語化能力がなければ、主体性も説得力も生まれません。

1分で考えをまとめる

主体性を持って言葉にするためには、普段から「自分の考えを短くまとめる練習」が有効です。たとえば、ニュースへの感想、会議の振り返り、今日の学びを 1分以内で言語化してみてください。その習慣が、即座に言葉を生み出す力にもなります。

わかりやすく伝える

考えをまとめるには、わかりやすくまとめる必要があります。そうでなければ、わかりやすく伝えることができません。そして、わかりやすく伝えるコツは、結論から話すことです。

2.自分の体験や感情を言葉にする

主体性のある言葉とは、単なる一般論や借り物の言葉ではありません。自分の体験・感情・価値観を含んだ言葉こそ、相手の心を動かします。説得力の源は “体験・感情” なのです。

具体的にエピソードを語る

たとえば、「毎日クタクタだった」よりも「毎日終電で帰り、シャワーを浴びたら午前1時を過ぎてる。そして翌朝は6時起き。それが半年も続きもうクタクタだった」の方が、イメージが鮮明に伝わります。具体的な場面描写は共感を生みやすく、説得力が高まるのです。

感情表現を恐れない

本当に支持されるリーダーなら、「達成できずに悔しい」「何としても成功させる」と言えるものです。この正直な感情は、チームを動かすエネルギーになります。感情を言葉にできる人は、相手の心を動かすことができる人なのです。

3.相手に興味関心をもってコミュニケーション

自分の言葉で話せる人は、実は 聞き上手です。相手の考えや感情を理解しているからこそ、適切で本質的な言葉を選べます。主体性あるコミュニケーションに傾聴は欠かせません。

傾聴して共感する

相手の話をよく聞く。そして、ただ頷くだけでなく「それは、不安だったでしょう」「悔しい気持ち、よくわかります」と率直に共感を示すことは、あなたの自然な気持ちから生まれたあなた自身の言葉になります。

質問で理解を深める

質問するという行為は、相手に興味関心を持ったいる証であり、相手を理解しようとする姿勢そのものです。「理想の状態はどんな姿ですか?」「最も課題だと思う点はどこですか?」こうした相手に対する興味関心から生まれた質問は、あなたの自然な言葉です。これが対話を深め、信頼を生むのです。

話し方教室の視点/酒井学院総長の一言

自分の言葉で話す人は、信頼されます。

自分の言葉で話すとは、主体性あるコミュニケーションをとること。それはすなわち、考えを整理し、体験や感情を語り、相手に興味関心を持つことで生まれます。

自分の言葉で話せる人は、必ず周囲から信頼され、選ばれる存在になります。今日からあなたも、主体性あるコミュニケーションを始めてみませんか。

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