「あがり症克服の話し方教室|本番に強くなる!話し方教室が教えるメンタルトレーニングの基本」(じっくり教養 話し方教室)

大事なプレゼンテーションやスピーチの本番で、「緊張して思うように話せなかった」「頭が真っ白になった」という経験をしたことはありませんか。本学・話し方教室にも、こうした“本番の不安”に悩む方が多く相談に来られます。
「世間では、メンタルトレーニングがとても重要と言っているけど、どうやるんだろう?」
今回は、そんな方のために本番に強くなるメンタルトレーニングの基本をわかりやすく解説します。
1.緊張を受け入れ呼吸を整える
緊張を「自然な反応」として受け入れる
スピーチや発表の本番で緊張するのは、ごく自然な心の反応です。緊張は悪いものではなく、適度であれば集中力を高め、良い話し方を引き出してくれます。
まず、大切なのは、「緊張してはいけない」と否定するのではなく、「緊張していても大丈夫」と受け入れる姿勢です。
そして、自分がどのような風に緊張するのかを理解することも大切です。たとえば、早口になる、話が飛んでしまう、声が出ずらくなるなどのクセを知ることです。
呼吸でメンタルを整える
さて、その上でメンタルトレーニングになります。一般的によく言われるのが呼吸です。ゆっくり息を吸い、そしてゆっくり吐きます。そうすることで、自律神経が整い、落ち着きを得られます。
どのくらいゆっくり呼吸するのがよいのか分からない、という方には「4秒吸って6秒吐く」リズムをお勧めします。これを数回繰り返すことで心拍が安定し、緊張感がやわらぐことを実感されるでしょう。
2.イメージトレーニングと具体的対策
成功している自分を具体的に思い描く
本番に強い人は、事前にポジティブなイメージを何度も頭の中で描いているものです。「落ち着いて話している自分」「聞き手がうなずいている」「笑顔で話し終えた」などをリアルに想像することで、脳はその状態を実現しやすくなるといいます。
このイメージトレーニングを習慣化してください。多くのスポーツ選手もこれをやっていることはよく知られています。
不安を具体的な対策に置き換える
「途中で話が飛んだらどうしよう」「質問に答えられなかったら困る」という不安は誰にでもあります。しかし、不安を漠然と抱えたままでは本番の話し方に悪影響を与えます。
そこで重要なのが、最悪のケースを想定して準備することです。話が飛ぶことがあり得ないようにしっかり構成を練り上げる、想定問答をつくって対策する、など具体的な対策を持つことが心の余裕を生みます。
3.実践練習と成功体験で本番に強くなる
本番に近い形の練習・リハーサルを行う
メンタルトレーニングは、実は頭の中だけでは完成しません。実際の練習と組み合わせることで効果を発揮するのです。たとえば原稿を読むだけにしないで、、実際に立って、聴衆を前にした想定で視線をおくり、声に出して話すことです。
できる限り、本番と同じ環境を再現しながら練習を積むことが大切なポイントです。
小さな成功体験を積み重ねる
本番に強くなるための最大の秘訣は、「できた」という感覚です。たとえば、短い自己紹介がうまく話せた、会議で落ち着いて発言できたなど、そんな日常の小さな成功体験が自信につながります。
自信が高まるほど緊張は和らぎ、自然な話し方ができます。つまり、本番に強くなります。この成長プロセスが極めて重要です。
話し方教室の視点/学院創業者・酒井学院総長の一言
上記記事では、本番に強くなるためのメンタルトレーニングをご紹介しました。
しかし、賢明な皆さんは、もうお気づきのことでしょう。メンタルトレーニングだけでは、効果は限定的であるということを。
そうです。本番に強くなるには、徹底した事前準備と良質な練習で成功体験を積むこと。これがカギになります。これをやらずして、メンタルトレーニングだけに頼ったのでは、本末転倒なのです。
まずは、やるべきことをしっかりやる。その上で、メンタルトレーニングにも取り組む。ここを間違えてはなりませんよね。
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