話し方教室「話材/ツバメでの天気予報」

久しぶりに燕を見た

三浦半島に行ってきた。堀ノ内という駅には、ツバメの巣があった。親鳥が、巣の中にいる雛鳥(ひなどり)にせわしく餌を運んでいた。

私が子供の頃は、ツバメの巣を民家の軒先でよく見かけたものだ。

その頃大人たちが「ツバメを捕まえてはいけません。虫を食べてくれるいい鳥だから」というのをよく聞いた。

一方、スズメは可哀想にも害鳥と呼ばれていた。雀のほうは、稲穂を食べるので嫌われていたのだ。

ツバメでの天気予報

そう言えば、ツバメで天気予報をする人もいた。

ツバメが高く舞う時は天気が良く、ツバメが低空飛行をするときは、じきに天気が悪くなるというものだ。

ツバメで天気予報できる理由とは?

実はこういうことだ。

天気がいいと虫が上の方にいる。そして、雨の前には、空気中の湿気が増してくるから、虫が湿気で重たくなって、下の方で飛んでいるのだ。

ツバメは、その餌となる虫を捕るために、高く飛んだり、低空飛行をやったりする。だから、それを見れば天気が予報できるというわけだ。

最近の竜巻やゲリラ豪雨の天気予報も、ツバメが教えてくれればいいのにねぇ。

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