話し方教室「話材/人生の達人が逝く」

私の好きな作家

私の好きな作家の一人、邱永漢さんが逝った。

彼は直木賞作家であり、実業家であり、経済評論家であり、経営コンサルタントでもあった。

私は若かりし頃、よく邱永漢さんや、長谷川慶太郎さん、竹村健一さんなどの講演を聞きにいったものだ。でも、それ以降は、まったくお話を聞く機会はなかった。

邱永漢さんは、ご健在なのだろうか・・

そしてたまたま、最近、気になるタイトルの本をブックオフで見つけたら、それが邱永漢さんの著書だった。

早速購入して読んでいた。本のタイトルは、「哲学が変わった」、「中国人と日本人」、「賢者は中金持ちをめざす」。

本を読みながら、邱永漢さんはいまもご健在なのだろうかと考えていたところ、数日前に新聞の訃報欄にお名前をみつけた。

人生の達人も、やがては逝く

何十年か前に日本で最初のビジネスホテルが渋谷でオープンしたが、その経営者は邱氏だった。才覚があったし、美食家でもあった。

私は、「中国と日本のこれから」についての、彼の提言を実はひそかに期待していたのだ。

もうお話が聞けないと思うと残念。ご冥福をお祈りいたします。

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