話し方教室「卒業生が『吃音・どもり』矯正の 受講体験記をよせてくれました!」

「吃音・どもり専門特化コース」の方の受講体験記

吃音・専門特化コースを受講された新井さんから、受講体験記をお寄せいただきました。

数多くの、「吃音・どもり」で悩んでいる皆さんのご参考になると思いますので、紹介させていただきます。(新井さんからは、掲載のご了解もいただいております。)

(以下、本文です)

私の吃音矯正の体験談が、同じ悩みで苦しんでいる方々の参考になれば

酒井先生、平成24年1月から10月までの10ヶ月間、お世話になりました。私の吃音矯正の体験談が、同じ悩みで苦しんでいる方々の参考になればと思い、投稿しました。

私は平成24年1月から、日本コミュニケーション学院の「吃音」に特化した専門コースを受講し始めました。受講したきっかけは、私の職業が人前で話す職業(教職)なため、いつも「ぼぼぼくは、あああ…」といった話し方で笑われ、恥をかき 精神的にまいってしまったからです。

ちなみに私は、過去に一度だけほかの 吃音矯正所に通ったことがあります。

その時は、ゆったりとしたリズムのクラシック風の音楽を聴きながら、瞑想にふけることを週一回、50分行なうものでした。

そこには約7ヶ月間通いましたが、お金だけ どぶに捨てて、まったく効果なし。このとき、「やっぱり吃音は治らない」と思いました。

それからしばらくして、「やっぱり吃音を治したい」と再び思い始め、インターネットで調べていたところ、日本コミュニケーション学院が目にとまりました。

さっそく予約して、話を聞きに行きました。

先生から、吃音の「メカニズム」を丁寧に説明いただく

先生は吃音のメカニズムを丁寧に説明してくださり、結論として「発声発音にかかわる神経や筋肉が、バランスを崩している(委細は省略)」と話されました。

私にはピン!とくるものがありました。

いつも、「落ち着いて」とか、「ゆっくり」と言われるだけだったので、発声発音の神経や筋肉について考えたことはありませんでした。 先生の理にかなった説明を聴いて、「治るかも」と思ったものです。

受講してから5ヶ月が経過した頃、話す時に、無理な力を身体に入れなくても、楽に話せる自分がいることに気づきました。

これも、先生のアドバイスに従って、吃音矯正のための練習を、さぼることなく続けられたからだと思います。

今では、吃音の不安がなくなった!

そして今では、「吃音が出るのでは」という不安は、なくなりました!もし、吃音が出かけたとしても、その瞬間にうまく戻せる自信もあります。

小学生の時から、30代まで苦しめられた吃音。悔しい思いをしたことは数多くありましたが、今ではいい思い出です。

吃音に悩んでいる方に言います。必ず、吃音は治せます。どうか頑張ってください。

最後に、酒井先生、ありがとうございました。

(本文は、ここまでです)

酒井より/新井さん、吃音矯正・体験記を ありがとうございました!

私(酒井)はいつも思うのです。正しい理論とそれに基づく指導法なら、問題はあっけなく解決できるものであると。

しかし、その「理論」と「指導法」を開発することは、容易なことではありませし、もちろん本学も苦労しました!

吃音で悩んでいる皆さん、新井さんも言われているように 「必ず吃音は直ります」。

だから、あきらめないで、最後にもう一度だけ、チャレンジする勇気を持ってくださいね。

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