話し方教室「話材/就職活動は、ほどほどに、という考え方」

就職後3年以内に、3割が仕事を辞める

大卒で、就職後3年以内に仕事をやめた人の割合が、2011年3月卒業者で32.4%(厚労省発表)だそうだ。

実に3分の1の人達が、入社3年以内で転職している。就職氷河期を何とか頑張って乗り越えた人達でも、これが実際だ。

じゃ、大変な就職活動は一体何だったの?と思えるほどの数字ではないだろうか。

私は過去に就活学生向けに、幾つか応援コラムを書いてもきたが、一方で、そこまで一生懸命に就活をやる意味は、どれほどあるのだろうか、と思ってもいたのだ。

なぜなら、実はこの数字は、今に始まったことではないからだ。私の記憶では、30年くらい前からそうだった。つまり3年以内に、3分の1が会社を辞める。

就職活動は、ほどほどで良い

結局、会社なんぞ、どんなに熱心に事前に資料で調べても、その会社のリクルーターや人事の人に会ったところで、正直実態はよくわからないものなのだ。

実際勤めてみないことには、自分に合うかどうかなんて、わかりはしない。それなら、就活は、あまり時間をかけず、考えすぎず、適当なところで手を打つ。そんな選択肢もあるのではなかろうか。

そして、できた余裕時間で、大学を出てから、死ぬまでの一生を、どう生きるか、真剣に、じっくり考えてみる。そんな考え方があっていいと、私は思っているのだ。

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