話し方教室「楽な人間関係は、優先順位づけと話し方がカギ 」

人間関係は、どこにでもついてまわる

一見社交的に見えても、実は人間関係が苦手。そんな人は意外に多いものです。

「私はあがり症だから、人としゃべるのも苦痛」と言う人にとっては、いつもグループの中心にいて華やかな人は、うらやましい存在かも知れません。

でもその華やかな人でも、実は人間関係に悩んでいたり、日々ストレスを抱えていたりするものですからおもしろい!(と言っては失礼か・・)

私達は、絶海の孤島や深い森の中にたった独りで暮らしているのでもない限り、人間関係がどこにでもついてまわるのです。

会社の同僚、上司、部下。家に帰れば、夫婦、親、子供、隣り近所。電車の中や道を歩いている時でさえ、知人にあったりと、関係は発生します。

「独り暮らしだから、家に帰れば人間関係から解放される」と思っていても、最近では「SNS」というネットワークが、あなたを放っておかないかもしれません。

人間関係の優先順位づけ・グループ分け

人間関係を煩わしいと感じている人は、どうすればよいのでしょうか。
ここでは、手っ取り早くて、かつ有効な方法をご提案します。

それは、自分の周囲の人たちを思い浮かべ、優先順位をつけて対処することです。自分にとって一番必要である人から順番に考えて、3つのグループに分けるのです。

まず、1.グループは最も大切な人。家族、愛する人、親友などになるでしょうか。2.グループは、とりあえず必要な人。仕事関係や隣人、親戚でしょうか。

そして、3.グループは、それ以外の(どうでもいい)人。1,2以外のたいていの人です。あまり几帳面に考えすぎずに、ざっくりと切り分ければ充分です。

グループ毎の対処法:「話し方」が大事

3.グループに入れてしまった人達とは、めったに会うこともないでしょう。でも会った時には、話し方に気をつけることが肝心です。

どうでもいい人達だからこそ、会った時は丁寧に意識して接する(話す)ことで先方からのこちらに対する印象もニュートラルになるのです。そうすると次に会わなければならない時もラクですよね。

2.グループの人の場合、親戚を除けば、よく会うことになる関係です。この場合の対処法も上記同様の「話し方」。プラス「思いやり」が肝心になります。

もっとも、「思いやり」も100%の思いやりではなく、3割程度の軽めで接する方がいいのです。そうすれば、ずっと楽に付き合えることに気づくはずです。

話し方と聴き方のバランス

最後に、1.グループの人。心の中で一番自分が優先している人への対処法です。会う頻度もコミュニケーションの密度も高くなる相手です。この関係では、話し方よりも「聞き方」に注意を払うことになります。

心を許す関係だから話しやすい。だからこそ、自分ばかり話さないで、相手にも話してもらうよう、聴くことを心がける必要があるのです。

また、「思いやり」は100%で当然と思っているふしがありますから、少し肩の力をぬきましょう。思いやりは7~8割でよしとします。過剰な「思いやり」は、双方に負担になるだけ。それを忘れないでくださいね。

「人間関係、面倒くさい」。そんな方は、どうぞお試しくださいませ。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/人間関係/学院総長監修