話し方教室(東京)「内気な人が、他人の依頼を上手に断る話し方!」

内気な人の話し方

世の中には、自分の考えをはっきり言わず、傍から見ると何を考えているのかよくわからない人がいます。内気な人がそうです。こういうタイプの人は、何か依頼ごとをされた時に、OKなのか、NOなのか、はっきりしません。

これでは依頼した側も困ってしまいますよね。そこで今日は、内気な人が依頼を承諾する方法と、断る方法について、そのコツを述べてみましょう。

依頼を「承諾」するときの話し方

承諾する場合は、「わかりました(承知しまし)た」とキチンと述べて、気持ち良く承諾しましょう。思わせぶりな態度や、恩を売るような話し方はよくありません。快く承諾すれば、相手も感謝します。

依頼を「保留」するときの話し方

依頼を保留する時とは、迷っている時、決断できない時、断りたいけど言えない時、ゴマかしてスルーしたい時などです。

しかし、いつまでも態度保留では、はっきりしない人と思われ、信頼関係に悪影響を及ぼすことでしょう。依頼ごとには「早く態度を決めて、返事をすること」。そう覚えておきましょう。

依頼を「断る」ときの話し方

依頼を断るには勇気が要るものです。悪く思われないか、嫌われないか、がっかりさせないか、後々の人間関係に影響しないかと、色々気になります。

断るときは、「残念ですが、それはできません」,「ごめんなさい」と、申し訳ない気持ちも添えて、しかし「はっきりと」断りましょう。

相手も、変に期待を抱かせるような態度より、はっきり言ってもらったほうが助かるのです。次の人を探せばいいのですから。

断るときは、「先約があるので」、「もう買ってしまったので」、「忙しくて時間がないので」など、相手を傷つけない理由を考えて断るのがよいでしょう。

そして、できれば断るときは、代案を示しましょう。「明日ならできます」。「これだけでよければOKですよ」と言うふうに提案します。

なかには断るときに、どうしても言い出せなくて態度で示す人もいます。たとえば、よそよそしくしたり、話題を変えてみたり、きっかけを作ってその場を離れたり。でも、私達は大人ですから、言葉ではっきり伝えたいものです。

先ほども述べましたように、断るには勇気がいります。もし、「やはり断われない!」と思う人がいたら、本学での訓練をおすすめします。

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