コーチングの話し方教室(東京)「コーチング・リーダーシップのすすめ!」

リーダーに必須のコーチング力

リーダーに必要なものは、職務にかかわる専門的な知識はもちろんですが、合わせてコーチング力も必須です。コーチング力を高めるには、その知識を得て、実行し続ける事が大切です。

コーチングでは、人間の心理や行動、コミュニケーションに関することを学びます。つまり、「人」に関する知見を高めることで、部下と良い関係を結べるようになるのです。

コーチングとは

コーチングとは、端的に言うとコミュニケーション・スキルです。企業においては、人材開発の技法の一つとしてとらえられています。コーチングで目指すものは、対話により、相手の目標をより速く、より高く達成させることになります。

コーチングでは傾聴、承認、質問などのスキルを駆使して、クライアントや部下の自発的な目的達成への行動を促します。

よきリーダーの条件と、コーチングスキル

よきリーダーの条件をあげれば、キリがないほど色々な条件が出てくることと思いますが、ここではザックリと考えてみます。

そうすると次の5つは、まぎれもなく、よきリーダーの条件になることでしょう。

1.よいリーダーは、部下の話をよく聞きます。部下は話を聞いてもらえると、自分を認めてくれていると感じます。

2.よいリーダーは、まめに声をかけて仕事の進み具合を聞いたり、相談に乗ったりします。部下は安心してチャレンジできます。

3.よいリーダーは、失敗してもフォローします。部下の悪い所も質問して気付かせてくれます。

4.よいリーダーは、仕事の目標を具体的に立てたり、仕事がよりよい結果になるような提案や要求を部下にします。部下は成長を実感します。

5.よいリーダーは、部下に変えて欲しい所があれば、叱責や命令ではなく、対話により行動を変化させます。対話で間違いに気づかせます。

実は、上記の5つの条件は、コーチングのスキルを習得するこでクリアーできるようになるのです。ちなみに、1.は傾聴、承認スキル。2.は質問、傾聴スキル。3.は質問、フィードバック。4.は説得、質問。5.は質問、フィードバック。

もっとも、コーチングは、少し知識をかじったからといってすぐに使える代物ではありません。経験がない方は、まずは基本的な知識、スキルの習得から始めてみるのがよいでしょう。

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