話し方教室「あなたの声を、届けたい人に届ける発声・発音法」

あなたの「声」は、ターゲットに届いていますか?

プレゼンテーションの際、最初は話を聞いてくれるけれど、最後の方は聞いてくれてないような・・。また、騒がしい居酒屋では「一声」では、ないかなか店員さんを呼べなくて・・。

このように、「話しかけてもなかなか気づいてもらえない」、「声が届きにくい」という悩みをもっている人は多いものです。

そして、その原因は「声の距離感と方向を上手く使えていない」ためかもしれません。もちろん あがり症で声が出ない、声の音量や声がこもりがち、というような声自体の問題もありますが・・。

人は普段の生活のなかで、いつも周りの声や音の“距離”と“方向”を無意識のうちに感じて過ごしています。声をかけてきた(話しかけてきた)人の目標が自分ではないと感じてしまうと、途端にその内容を聞き取れなくなってしまうものです。

つまり、あなたが相手に向かってきちんと声を届けなければ悪気はなくても聞き流されてしまうのです。あなたに向かって話していますよ、と感じさせることはコミュニケーションスキルの第一歩になります。

まずは「声を届ける」イメージを描く!

実際に声が届くさまを見ることはできませんが、自分の声がどのように伝わっていくのかを具体的にイメージすることはできます。

自分では気づいていなくても、知らず知らずのうちに下を向いて声を発していたり、相手がいる位置よりもずっと手前に声を届けていたり。逆に力を入れすぎて、相手を通り越してしまっているかもしれません。

よいイメージは、ちょうどボールを投げるように、軽く放物線を描くような軌跡を思い浮かべることがポイントです。

「距離」と「方向」を意識して声を出す!

イメージができたら、次は声を出してみましょう。

キャッチボールで、いくら上手に投げるコツを教えてもらっても、実際にボールを自分で投げてみなければ、力の加減はわかりません。

ただ、その時になんとなく投げる(声を出す)のではなく、意識しながら投げることが大切です。「今のは届かなかったな」。「少し勢いが良すぎたかも」。「ちょっと方向がずれていたな」と。

「自分で気づけるようになる」ことが重要なのです。

このほかにも、笑顔で声をだす(口角を軽くあげて話すと、声の調子が明るくなります)。声を発する前に間合いを取る、なども有効です。

本学の話し方教室でも、質の良い声のトレーニング(発声発音練習、ボイストレーニング)を実施しています。その際もやはり、この「距離と方向」を意識してやっています。皆さんも、チャレンジしてみてください!

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