話し方教室「アナウンス・ナレーションに携わる人の話し方のコツ!」
アナウンス、ナレーションの仕事
「話し方」は人の印象を決める上で重要な要素です。話し方一つでその人の印象が決まってしまうこともありますから。その話し方に悩んでいる人は世の中に少なくはありません。
もし話し方を向上させようと思ったら、参考になる身近な見本が私たちの日常の中にたくさんことに気づいてください。例えば駅のホームやバスの車中での(プロの)アナウンス。テレビのナレーション、ニュースなどなど。
ちなみに、アナウンス、ナレーションの仕事は与えられた原稿を読み、言葉を発することです。つまり「発音」することが仕事のすべてです。(伝達する中身の良し悪しは、彼らには関係ありません。)そのため言葉(発音)を伝わりやすくするために、その仕事に携わる彼らは、幾つかの工夫をしています。
今回は、アナウンスやナレーションに携わる人達が意識的に用いている工夫、技術をご紹介しましょう。
アナウンス、ナレーションの伝え方の技術
1. 間をとり、区切りながら話す
早口で話してしまうと、(相手が)聞き取れなかったり、音が入ってきづらかったりします。言いたいことをより相手に伝わりやすくするためには、相手が聞き取りやすいように、しばしば間を取って話すのがよいのです。
間をとり、区切って話すことで、話した内容が相手に入りやすくなります。
2.声のトーンに抑揚をつけて話す
相手の興味を引くためには、声に抑揚をつけるテクニックがあります。たとえば、高い声を出すことで相手の注意を引くことが可能です。しかし、高い声ばかり出し続けていると、聞く側はストレスに感じてしまいます。もちろん、話す側も疲れます。
そのため、高いトーンの中に、低いトーンを混ぜる、こんなこともテクニックの一つです。
3.大事なことは強調して話す
最も相手に伝えたい部分は「強調」することで、より相手に伝わりやすくなります。強調する方法として、次のものがあります。、
・「高い声を使う」。
・「ゆっくり話す」。
・「大きい声を出す」。
・「繰り返し同じことを言う」。
これらを意識的に使うことで、相手に印象が残りやすくなるのです。
4.口角を上げて話す
話すときに、口角を上げることを意識するだけで劇的に印象が変わります。口角を上げることで発音がよりきれいになります。
それだけではありません。口角を上げて話すことで表情が豊かになるため、明るく優しい雰囲気が出てきます。
オールラウンド指導の話し方教室なら
上記で紹介したことは、アナウンスや、ナレーションに携わる人なら誰もが意識してやっています。これらは簡単なことですので、誰にでもできます。話し方を上達させたい皆さんは、ぜひここでご紹介したことを取り入れてください。難しいことではありませんので、すぐにできるようになることでしょう。
もし、自力で向上させるのが難しいという方は、本学の話し方教室に通ってみるのがよいでしょう。本学では上記のコツを、シンプルに習得できるように伝授しています。
ちなみに、本学の話し方教室には、あがり症でコミュニケーションに自信がない方はもちろんですが、コミュニケーション能力に自信があり、さらに上を目指す方もたくさん通っています。
ですから、どんな方にもフィットした講座がみつかるはずです。せいぜいご利用いただければと思います。
©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/発声発音,ボイストレーニング/話し方教室入門講座・スタッフ委員会/学院総長監修