話し方教室「話し上手なだけで、コミュニケーション能力が高いと言ってよいのか?」

文章のコミュニケーション能力

コミュニケーション能力が求められる現代では、話をすることに長けた人が有利だと思われているようですが、それだけでは不足なのです。コミュニケーションスキル(能力)には、話すことだけではなく「書く力」も含まれているからです。

皆さんは、文章を書くのは得意ですか?

自信を持って頷けない方のために、今回は、文章を書く際のポイントについて述べてみましょう。

文章を書くときの初歩的ポイント

話し言葉と、書き言葉

会話をするとき、身振り手振りや表情、声の抑揚は、言葉以上に情報を伝えるのに大きな役割を果たしています。しかし、ご存じの通り文章ではそれらが一切ありません。

そのため表現が難しかったり、語彙力が試されたりもします。そのあたりは、本をたくさん読むことによる教養の蓄えで解決するしかありません。

つまり文章を書く際には、あなたが正しい日本語の使い方を理解しているのかどうか、その日本語の教養が問われるのです。

文章を書きなれていない人の文章は、何か違和感を感じることがあります。そしてその違和感は、話し言葉と書き言葉を混同していることで起きていることも少なくありません。

話し言葉とは、私達が「日常会話」で使用している言葉です。書き言葉は、文章を書く際に用いる言葉です。話し言葉のまま文章を書いてしまう人達が初心者には案外多いのです。

そこで参考に、頻繁に使われる話し言葉と、それを文章にする際の書き言葉をいくつかご紹介しましょう。

話し言葉を、書き言葉に変換してみる

「なので」→「だから」
「だって」→「なぜなら」
「すごい」→「非常に」、「とても」

「じゃあ」→「では」
「やっぱり」→「やはり」
「たぶん」→「おそらく」

「でも」→「しかし」、「けれども」、「だが」
「あと」→「それに」、「また」
「どんどん」→「急速に」

「~みたい」→「~ようだ」
「~的には」→「~としては」

もっとも、絶対上記のように書き換えなければならないわけではありません。狙いをもって、あえて「話し言葉」で、文章を書くこともありますから。でも、基本は知っておくが大事でしょう。

書くコミュニケーションスキルの重要性

仕事をする上で、取引先とのメールのやり取りやお礼の手紙を書く際などに書く能力は必要になってきます。文章がキチンと書けることは、職業人にとって大切なことです。

私達は、文章でも、良きコミュニケーションが取れるようにならなければいけないのです。

大変ですが、頑張っていきましょうね!

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/コミュニケーションスキル/学院総長監修