話し方教室「謝罪のコミュニケーションスキル!気持ちが伝わる謝罪のステップとは?」

謝罪で関係修復をはかる

人と対立したことがない人はきっといません。生活する中で、家族や友人、恋人とぶつかり合うことは避けられないことです。なぜなら、お互いに考えていることや見てきたものが違うのだから、価値観の違いから対立することは、充分起こりえることだからです。

しかし、対立して関係がうまくいかなくなった場合、それをほおっておけばいいときもありますが、関係修復が必要なときもあります。その関係修復のときに必要なものが謝罪です。これもコミュニケーションの一つと言えます。

自分に非がある場合、きちんと謝罪して人間関係の修復・改善をはかることは大事なことでしょう。今日は、その謝罪のポイントについて述べてみましょう。

謝罪の4ステップ

まず皆さんに知っていただきたいのは、「謝ることに慣れた人はいない」ということです。そして次に知ってほしいことは、「どうすれば相手が許してくれるのか」を考えることです。

では、謝罪のステップをみていきましょう。

謝罪のステップ1:原因を理解し、感情を共有すること

なぜそうなったのかをお互いに理解することが必要です。その時にお互いがどのような状況だったのか、何を思ったのか、なぜそんなことをやってしまった(言ってしまった)のかを話し合いましょう。

あやまる言葉や話し方だけでは、根本的な解決にはなりません。

謝罪のステップ2:批判を覚悟し、非を認めること

相手にも自分にも過失がある場合、自分の非を認めて謝ることは難しいと言えます。自分が謝ることによって、相手ばかりか、第三者にも批判されるおそれがあるからです。

人からの批判を受けたくない気持ちと、自分の非を認める気持ちがせめぎ合うのです。しかし、本当に自分に非があるのなら、あなたは人からの批判に晒される覚悟をしなければいけません。

謝罪のステップ3:心からの謝罪と、再発防止を誓うこと

状況と相手の感情も分かり、自分の非を認める気持ちも持てたのなら、謝罪の言葉を選択しましょう。誰かの言葉ではなく、あなたの中から出てくる素直な気持ちでなくてはなりません。

そして謝罪の後には、今後このようなことが起こらないように、どうするのかを話しましょう。自分と相手への決意表明です。

謝罪のステップ4 :反省を心に刻み、忘れないこと

悲しいもので、時間と共に、人は自分のしたことを忘れてしまいます。でもそれでは、何のための謝罪だったのか、ということになるでしょう。

そうならないようにするためにも、一つ覚えておきたいのは、謝罪は相手を大切に思う心で、相手のためにするものであるのはもちろんですが、謝罪は自分のためのものでもあるということです。同じ間違いを繰り返さないことが人生をムダにしない秘訣です。ですから、「反省を心に刻み、決して忘れない」ことが人生を有意義にするのです。

間違いをおかさない人はいません。しかし、同じ間違いを2度はしない人はいます。私達は賢明な後者にならなければいけないのです。

©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/人間関係,対人関係/話し方教室入門講座・スタッフ委員会/学院総長監修