話し方教室東京 教養講座-面接で、自分の長所や短所について聞かれた時の答え方!

面接で、自分の長所や短所を聞かれたら、どう答える?

「ハーバード・ビジネス・レビュー」では、自分の長所と短所、強みと弱みについて聞かれた場合の、上手に答えるコツを紹介している。

就職活動や転職活動をはじめとした面接において、長所や短所を聞く質問は多い。予測可能で比較的に答えやすい質問であるが、だからといって軽視してはいけない。十分に準備して臨む必要があり、準備によって面接結果が大きく変わってくる。

面接で「長所」を聞かれた時の答え方

長所を質問された場合なら、例えば、長所として独創性や創造性、問題解決力、協調性を挙げ、短所として完璧主義と答える。たしかに、これは、これで正しい。しかしながら、陳腐で平凡すぎ、相手の印象に残らない。

それゆえ、独創的に答え、相手に強い印象を与えることが求められる。そこで、「求める人物像」に焦点を置いて自分の長所や強みを考えてみる。望ましい資格、必要なスキルに基づいて、相手にアピールできる自分の属性を探すと良い。

そこで、長所がコミュニケーション能力ならパブリックスピーキング能力やプレゼンテーション能力、人間力ならチームマネジメントスキルなど具体的に掘り下げて提示する。

そして、質問の受け答えを通じて、長所や強みが言葉だけではなく、本当に備わっていることを証明する必要がある。長所や強みを証明できるエピソードを挙げ、自分の長所や強みが周囲に対して与えた肯定的な影響、結果や成果をもって強くアピールする。

面接で「短所」を聞かれた時の答え方

短所や弱みについて聞かれたなら、相手に否定的な印象を与えないように気を付ける。短所や弱みを「挑戦」として捉え、短所や弱みという言葉を「挑戦」に置き換えて答えても構わない。

これにより、相手は否定的でなく、修正可能な側面として肯定的に受け取る。実際のところ、短所や弱みは、練習やトレーニング、コミットメントによって簡単に修正できる。

ただし、あくまでも焦点が置かれるのは長所や強みである。仕事を通じて、短所や弱みを克服することは求めていない。したがって、短所や弱みよりも、自分の長所や強みが「求める人物像」に合致していることを強くアピールする必要がある。

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