話し方教室東京 教養講座-リーダーが変化に適応し、成功をつかむために大切なこと!

リーダーは変化に適応しなければならない

現在、コロナウイルス(COVID-19)の発生によって、世界中のリーダーがさまざまな危機や変化に直面している。次々に状況が変化していく中で、新たに課題が生み出され、リーダーはそれにうまく適応して成功をつかみ取らなければならない。

変更に対して拒絶感を示しうまく適応できなければ、重要なプロジェクトやシステムを損なう可能性がある。そして従業員の士気や協力、そして創造性が失われ、ビジネスの運営も難しくなっていくだろう。

センター・フォー・クリエイティブ・リーダーシップに、リーダーが変化に適応できるようになるためには3種類の柔軟性が必要だと記されている。いったいどのようなものだろうか。

リーダーに必要な3つの柔軟性

1.認知の柔軟性

これは機敏で一つの考えに固執せず、新しいアプローチや開発に関心を持って活用できる能力のことである。これを持ち備えたリーダーは、さまざまな思考戦略を管理に組み込むことができる。そして一度に複数のシナリオを頭に描き、いつシフトを切り替えるのか、また変更を加えるのかなどが判断できる。

2.感情の柔軟性

この柔軟性を備えたリーダーは、自分自身や他人の感情に対処するためのアプローチを変えることができる。反対にこの柔軟性のないリーダーは、他人の懸念や感情を軽視し、話し合いに応じない傾向にある。感情的に順応性のあるリーダーは、変化に対応して課題を前向きに進めていくことができるのである。

3.気質の柔軟性

これは楽観的でありながら同時に現実的である能力のことで、これを持ち備えているリーダーは悪い状況を直視しつつ、より良い未来を視覚化することができるのである。

その際に、極限まで楽観的でも悲観的でもないことが重要であり、こういったリーダーは変化を脅威としてではなく、良いチャンスと考えることができるのである。

この3つの柔軟性を高めるように学習して実践していけば、うまく変化に対応できるリーダーとなり、その結果、従業員もそれに順応してついて来てくれるようになるのである。

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