話し方教室東京講座「ビジネスコミュニケーションでは論理的思考がカギである!」

効率的なコミュニケーションのカギは?

スタンフォード大学経営大学院のマット・エイブラハム講師は、仕事を円滑に効率的に進める為のコミュニケーション能力・スキルを講義し、大学ホームページ上にも講義内容に関する記事が投稿されています。

エイブラハム講師は、効率的なビジネスコミュニケーションを図るうえで、論理的思考が必要になると述べています。

論理的思考とは?

氏は、その論理的思考とは、「what?(何を)」、「so what?(その意味は)」、「now what?(それで)」による質問に基づき、構築するべきであると述べています。少し難しいかもしれませんが、なるべくわかりやすく意訳してみます。

何を?
これは主張や根拠に対する問いかけといえます。相手に対して、自分の伝えたい内容や情報のポイント、論点を、明確かつ簡潔に伝えることが大事です。専門用語を多用せずに、結論をいたる過程を明快に述べることがカギになります。

その意味は?
これは情報の価値に対する問いかけといえるでしょう。ここでは、情報の重要度を意識する必要があります。相手が求める情報と、自分が強調したい情報に焦点を当て、双方が知りたいことであるよう情報をふるいにかける必要があります。

それで?
これは因果に対する問いかけといってよいでしょう。聞き手の「その結果に至った原因はそれ?」、「他に原因があるんじゃないの?」、「本当かい?」などの疑念に、あらかじめ答えられるようにしておくことが大事になります。

非言語コミュニケーションをお忘れなく

もちろんビジネスコミュニケーションには「論理的思考」だけでは限界もあります。効率的なコミュニケーションのためには、相手の話をよく聞き、言葉での会話に加えて、口調、語調、声色、表情から相手の感情を汲み取ることも求められるのです。

つまり、コミュニケーションにおいては「非言語要素」もきわめて重要なポイントになります。とかく「話の組み立て」ばかりに意識が向かいがちですが、非言語コミュニケーションの重要性もお忘れにならないようにお願いしたいものです。

(2019/09/12ブログ更新,2017/02/08初出)

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