話し方教室東京 教養講座-聞き手を説得し、行動変容を促すプレゼンテーションのコツ!

プレゼンテーションでは補助ツールを効果的に活用すること

「スピーカハブ」では、パブリックスピーキングにおいて聞き手の行動変容を促すには、補助ツールの効果的な活用が重要であると説明している。

パブリックスピーキングを通じて、聞き手を説得して考え方や行動に何らかの変化を与えるには、話し手のメッセージを効果的に伝える必要がある。

それには、内容の質、話し手の発する言葉、話し方や伝え方はもちろん、配布資料やパワーポイント資料などの補助ツールの活用が重要になる。

情報やデータを「見える化」して説得する

パワーポイント、写真、画像、ダイヤグラム、マップ、グラフ、チャート、動画といった補助ツールによって、情報やデータは視覚的に整理され、説得性は増す。話の内容は補完され、話し手のメッセージは効率的に伝わる。

また、スライドでは、デザインやレイアウトよりもコンテンツに焦点を置く。デザインに手間を掛けるのではなく、内容に時間を費やす。シンプルなテンプレートを用いても構わない。質の高いコンテンツの作成が重要である。

聴衆分析で聞き手のニーズを明確につかんでプレゼンする

パブリックスピーキングでは、聞き手にとって有益な情報を一つに絞り込む。聞き手のニーズ、興味・関心の対象、知識レベルに応じて、聞き手の知りたい情報を提供する。

それには、徹底した聴衆分析が欠かせない。聞き手に対する理解を深めると目的が明確となり、聞き手にとって有益な情報を選べる。どんなに優れたパブリックスピーキングであっても、聞き手のニーズと異なると聞き手は興味・関心を示さない。

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