「あがり症克服の話し方教室|プレゼンテーションにおける緊張、あがり症、不安を克服する!」(じっくり教養 話し方教室東京)


プレゼンテーションで緊張やあがり症、不安を感じるのは決して特別なことではありません。むしろ、人前で話す以上、それは自然な反応です。

しかし、その緊張が強すぎると、本来の実力を発揮できず、「頭が真っ白になる」「言葉が出てこない」「声が震える」といった状態に陥ります。

そこで今回は、プレゼンの際の、あがり症克服のための具体策を解説しましょう。

1. プレゼン内容を深く理解し反復練習に取り組む

「本質理解」を徹底する

あがり症の人は、原稿を一字一句覚えようとします。しかし、途中で言葉を忘れた瞬間にパニックになります。重要なのは、トピックの本質を深く理解することです。

「なぜそれを伝えたいのか」「結論は何か」「具体例は何か」を明確にしておけば、多少言い回しが変わっても問題ありません。理解が深まれば、言葉は自然に出てきます。

反復練習を重ねる

実際に声に出して練習することも、もちろん不可欠です。

録音・録画を活用し、客観的に自分の話し方を確認します。可能なら同僚や家族の前で話してみることも自信を高める上で効果的です。

2. 未知を減らしイメージトレーニングを活用する

会場環境を把握「未知」を減らす

緊張の正体は「未知への不安」です。そこで、プレゼンテーション会場やセミナールームを事前に確認し、広さ、照明、スクリーンの位置、立ち位置などを具体的に把握します。可能なら実際に登壇位置に立ち、視界に入る景色を体験します。

環境を知ることで、脳は「ここは危険ではない」と認識し、過度な緊張を防ぐことができます。

イメージトレーニングを活用する

さらに重要なのが、オーディエンスで埋まった状態をリアルにイメージすることです。人の視線を浴びている場面を頭の中で再現し、自分が落ち着いて話している姿を描きます。

このイメージトレーニングは、実際の本番に近い心理状態を事前に体験させる効果があります。繰り返すことで、本番が「初体験」ではなくなり、不安が軽減されます。

3. プレゼン本番直前は深呼吸で心身を整える

深呼吸で自律神経を整える

本番直前は、交感神経が優位になり心拍数が上がります。この状態を落ち着かせるには、ゆっくりとした呼吸が効果的です。4秒吸って、6秒吐く呼吸を数回繰り返すことで、副交感神経が働き、心身が安定します。

同時に、「聴衆にどう思われるか」ではなく、「伝える価値」に意識を向けることが重要になります。

カフェインやアルコールは逆効果

緊張を和らげるためにコーヒーを多く飲んだり、アルコールに頼ったりするのは逆効果です。カフェインは心拍数を高め、発汗を促進します。アルコールならろれつが回らなくなり、記憶力を低下させます。

あがり症克服の基本は、身体コンディションを整えること。十分な睡眠と水分補給は大切です。

話し方教室 専門家の視点/酒井学院長の一言

プレゼンテーションにおける緊張やあがり症は、「内容への不安」「未知への不安」「身体反応への不安」の3つから生まれます。

ですから、①内容理解と反復練習、②会場確認とイメージトレーニング、③深呼吸で心身を整えることが重要になります。この3ステップを実践すれば、緊張は「敵」ではなく「集中力を高める味方」に変わります。

もっとも、あがり症克服は一夜にして成し遂げられるものではありません。しかしながら、正しい準備と習慣によって、確実に改善していきます。トレーニングを通じて、自信を持ってプレゼンテーションに臨める自分を育てていくことが肝心といえます。

日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄

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