話し方教室東京 教養講座-スピーチの課題を克服するちょっとしたコツ!

フレームワーク「SMART」を用いてスピーチの課題克服

4月12日、「アキュレイト ニュース インフォ」では、パブリックスピーキングにおける課題を克服するには、目標設定のフレームワーク「SMART」を用いた目標設定が効果的であると紹介している。

「SMART」に従って目標を設定することにより、パブリックスピーキングの課題を克服するために活用すべきマイルストーン(道標)を把握できるという。

「SMART」は目標設定をサポート、目標達成のロードマップを提示

「SMART」とは、目標を達成するうえで重要な5要素「Specific(具体的に)」「Measurable(測定可能な)」「Achievable(達成可能な)」「Related(関連性のある)」「Time-bound(時間制約がある)」の頭文字を取った言葉である。

目標を立てたとしても、曖昧で具体性に欠けた目標では達成できない。目標を達成するためには、明確で具体的なゴールを決め、計画を立てる必要がある。

「SMART」は目標設定をサポートし、目標達成のロードマップを提示する。明確かつ正確、そして具体的に目標を設定したうえで、目標達成までのプロセスを可視化し、やるべきことを明確に示す。

(例1) スピーチの自信を高める (例2) 人前で話す恐怖・あがり症を克服する

パブリックスピーキング能力を高めるには時間を要し、自分自身を客観視する必要がある。それゆえ、目標が明確かつ正確でない限り、上達は見込めない。そこで、「SMART」を用いた目標設定が有益になる。

例えば、自信を高めたい場合、人前で話す姿を録画して自信なさそうな振る舞いの回数を数える。6ヶ月以内に、パブリックスピーキング1回につき、自信なさそうな振る舞いを5回未満に減らす。

また、人前で話す恐怖、あがり症を克服するには、家族相手に3分スピーチから始め、3ヶ月後にはリラックスした状態で15分間話せることを目標とする。

最初2ヶ月では人前で話す不安や緊張を解消し、リラックスして話せるようにする。その後1ヶ月で話す時間を徐々に伸ばして、最終的には、家族相手にリラックスした状態で15分スピーチを行う、といった具合だ。

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