あがり症克服の話し方教室東京-人前でのスピーチの不安・緊張・あがり症を克服する!

不安は話し方に影響を与える

不安が話し方に与える影響について考察した記事が「ヘルスライン」に掲載されている。

精神障がいを持つ当事者とその家族を支えることを目的に設立された非営利団体「NAMI(National Alliance on Mental Illness)」によると、不安障がいは、疲労感、頭痛、胃腸疾患など幅広い慢性的な症状を引き起こし、話し方に影響が出るケースも少なくないという。

例えば、話すスピードが速くなる・遅くなる、不明瞭な話し方になる、といったようにである。

否定的な感情は脳機能に悪影響を及ぼし、発声発音の筋肉も緊張させる

さて、人前で話すことに対する不安・恐怖・緊張、あがり症など否定的な感情は話し方に影響を与え、不明瞭な話し方の一因となる。

では、なぜ不安などのネガティブな感情が話し方に影響を与えるのだろうか。不安などのネガティブな感情が増幅すると、発話する内容および発声のための動作情報の認知など発話に関与する脳機能に悪影響を及ぼすからだという。

あわせて、不安は、音を発するために必要な筋肉を緊張させる。筋肉の緊張によって音は変化し、正しく、明瞭に発声できなくなる。

さらに、話すスピードが速くなる、考えがまとまらない、話の方向性が定まらない、周囲の考えが理解できない、話す内容を忘れてしまうなど、コミュニケーションに問題を生じさせる。

話し方教室の視点「スピーチの緊張、あがり症を克服するには」

パブリックスピーキングに伴う不安や緊張などのネガティブな感情は、ごく自然な感情といえる。その克服は必ずしも容易ではないが、もちろん不可能ではない。

よく世間で言われていることは、ネガティブな感情を軽減するには「深呼吸をして心を落ち着かせる」「意識してゆっくり話す」「一文を簡潔にする」といった方法である。確かに全くムダなこととはいえないだろう。

しかし、その何倍も重要なことがある。それは何といっても、スピーチの実力を高め、自信をつけることなのである。ここを避けていては、いつまでたっても、パブリックスピーキングの緊張・あがり症は克服できない、これは真実といっていいのだ。

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