話し方教室 教養講座-デジタル時代のチームビルディングのあり方!
デジタル時代のチームビルディングは、テクノロジーの進化とともに変化していくと考えられます。
オンラインでタスク管理を行い、非公式の交流機会を増やす
デジタル時代においては、リモートワークが一般的な働き方となります。チームビルディングにおいては、物理的な距離を超えて繋がりを深める方法が求められます。
例えば、オンラインでのアイスブレーキング活動や、バーチャルコーヒーブレイクを設けることで、非公式な交流の機会を増やすことが重要になると言われています。
また、クラウドベースのコラボレーションツールを利用して、プロジェクトの進捗やタスクを透明に共有することで、チームメンバー間の信頼を築く必要があります。
※アイスブレーキング:研修や会議などで、参加者の緊張をほぐしてコミュニケーションを円滑にするために実施する簡単なゲームやワークのこと。
多様性を認め、多様性を活かす
デジタルツールの普及により、世界中から才能を集めることも可能になりました。これにより、異なる文化背景を持つメンバーで構成されるチームが増加しています。
チームビルディングでは、これら多様なバックグラウンドを尊重し、各個人が安心して意見を表明できる環境を整えることがカギとなります。定期的な感情のチェックインや、文化的差異に配慮したコミュニケーショントレーニングを実施することが望ましいと言えます。
※感情のチェックイン:自分の気持ちや感情に目を向け、感じたままを表現する活動。ワークショップや会議など、参加者同士の気持ちの調整を目的として行われる。
継続的なスキルアップを支援する
技術の進化は速く、チームメンバーが最新のスキルを習得し続けることが企業成長の鍵となります。デジタル時代のチームビルディングでは、オンライン教育プラットフォームを利用した継続的な学習機会の提供が重要です。
たとえば、オンラインコースの受講を奨励し、学んだ知識を共有するセッションを定期的に開催することが、チームの能力向上と結束力の強化に寄与します。
話し方教室の視点/今日の一言
「デジタル時代はチームの連帯感を高められた組織が勝つ」
デジタル時代では、チームの連帯感をいかにして高めるか、それがキーポイントになります。そのために、定期的なフィードバックのループが不可欠です。
たとえば、オンラインミーティングツールを活用して、週次や月次でのレビューセッションを設定することが推奨されます。これにより、チーム内の課題を早期に特定し、解決策を迅速に実行に移すことができます。
さらに、デジタル時代特有のチャレンジに対して、チームとして一丸となって取り組む体制を整えることが重要です。こうした取り組みを通じて、チームメンバーは互いに学び合い、成長をしていくことができます。
学院総長 酒井美智雄
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