会話・雑談力の話し方教室「会社の接待で”お客様を接待する時の会話術”の基本とは」(じっくり教養 話し方教室東京)

ビジネスの世界では「接待」は単なる食事の場ではなく、信頼関係を築き、ビジネスを前進させる重要なコミュニケーションの機会です。
会社の接待の場では、商談とは違った形での会話力や気配りが求められます。話し方や会話の進め方次第で、相手に与える印象は大きく変わり、その後の取引や関係性にも影響します。
今回は、会社の接待でお客様をもてなす際の会話術の基本を、具体的に解説します。
1.接待では「相手中心の会話」が基本
接待の会話で最も重要なのは、自分が話すことよりも、相手が気持ちよく話せる場を作ることです。接待は自己アピールの場ではなく、相手との関係構築の場だからです。
聞き上手になる
接待では「話し上手」よりも「聞き上手」が評価されます。相手の話をしっかり聞きながら、適度な相槌や共感を示すことが重要です。
例えば、「なるほど、それは大変でしたね」「それは興味深いですね」「さすがですね」といった共感の言葉を添えることで、相手は「この人は話を理解してくれている」と感じます。傾聴・相槌・共感は、信頼関係を築く基本技術です。
質問で会話を広げる
接待の会話では、質問をうまく使うことが大切です。質問には、相手の話を引き出す力があります。例えば、「最近はどのようなお仕事に力を入れていらっしゃいますか?」「御社の新しい取り組みはどのような内容ですか?」
このようなオープンクエスチョンを使うことで、会話は自然に広がります。
2.接待では「居心地よい話し方」を意識する
接待では、相手が居心地のよい話し方が大切です。落ち着いた話し方や丁寧な言葉遣いは、ビジネスパーソンとしての信頼感を高めます。
丁寧な言葉遣い
接待の場では、基本的なビジネスマナーとして丁寧な言葉遣いが欠かせません。例えば、「そうなんですね」「おっしゃる通りですね」「勉強になります」
といった言葉は、相手に敬意を示す表現です。丁寧な言葉遣いは、品格のあるコミュニケーションにつながります。
否定や自慢を避ける
接待の場では、相手の意見を否定する発言は避けるべきです。また、自社の自慢ばかりを話すことも好印象にはつながりません。例えば、「それは違います」「うちの会社のほうが優れています」といった発言は、場の空気を悪くする可能性があります。
接待では、調和を重視した会話を心がけることが重要です。
3.接待では「話題選び」が重要になる
接待の会話では、話題の選び方が非常に重要です。適切な話題を選ぶことで、場の雰囲気は大きく変わります。
取り上げる話題とは
接待では、以下のような話題が自然な会話につながります。業界の動向、双方のビジネスの話題、仕事の取り組み方、共通の知人、出張や地域の話題などです。
共通点のある話題なら、距離を縮める効果があります。
避けるべき話題とは
接待では、避けた方が良い話題もあります。例えば、政治、宗教、個人的なプライバシー、他社や他人の悪口、これらはトラブルの原因になりやすい話題です。
接待では、安心して会話できるテーマを選ぶことが大切です。
話し方教室・専門家の視点・酒井学院長の一言
ビジネスで役職が上がって行けば、接待することも、されることも増えていきます。そして、接待の成功は、豪華な店よりもコミュニケーション力によって決まることが少なくないのです。
実は、接待の場で評価される人には、共通点があります。それは、相手の話をよく聞く、相手を立てる、雰囲気を良くする という姿勢です。
接待では、料理やお店だけでなく、”会話そのものが、おもてなし”になるのです。あなたが飲みすぎて、そのことをを忘れることがない限り、接待で大失敗することはないでしょうから、あまり心配しなくても大丈夫です。
日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄
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