「自然体で話せるようになるコツ|緊張せず自分らしく伝わる話し方を身につけるには」(じっくり教養 話し方教室東京)


「人前になると緊張してしまう」「会話も自分らしく話せない」「もっと自然にコミュニケーションを取りたい」――このような悩みを抱える方は少なくありません。

実は、自然体で話せる人は、生まれつき話し上手なのではなく、話し方の基本を身につけている人です。

本学・話し方教室にも、「自然体で話せるようになりたい」という相談は非常に多く寄せられます。そこで、今回は、自然体で話せるようになる具体的な方法を解説いたします。

1.自然体で話せない原因を理解する

自然に話せるようになるためには、まず「なぜ不自然になるのか」を理解することが重要です。

「うまく話そう」としすぎている

多くの人は、面白く話さなければ。失敗してはいけない。評価されたい。そんな心理が強く働きます。その結果、言葉を選び過ぎる。表情が固くなる。声が小さくなる。緊張して頭が真っ白になるという状態に陥ります。

自然体で話せる人は、「完璧な話」を目指すというよりも、「伝わる話」を目指しているものです。

自分に意識が向きすぎている

緊張する人は、「どう思われるだろう」という自己意識が強く働きます。一方、上手な人は「相手に役立つ話をしよう」という意識になっています。話す目的を「自分を良く見せる」から「相手に伝える」へ変えるだけでも、自然な話し方になります。

2.自然体で話す人の話し方を知る

自然なコミュニケーションには共通する原則があります。

結論から話す

話が長くなると人は、何を伝えたいのかが分からなくなります。そこで、おすすめは結論ファーストです。結論→理由→具体例の順番で話します。

例えば、こんな感じです。「私はこの企画に賛成です。理由はお客様の満足度が高まるからです。前回A社にも、B社にも喜んでいただきました。この企画はいい企画だと思います。」これなら、分かりやすく、伝わりそうですね。

聞き上手である

自然体で話せる人は、聞き上手です。たとえば、相手の話に相づちをうち、共感し、オウム返しや質問を上手に行っています。例えば、「なるほど。」「そうなんですね。」「それは大変でしたね。」この一言があるだけで会話は自然に続きます。

話す技術よりも聞く技術を磨くことで、コミュニケーションはスムーズになります。

3.自然体で話せるようトレーニングする

自然な話し方は、日々の練習によって身につきます。

スピーチ練習をする

たとえば、1分間スピーチもよいでしょう。テーマは何でも構いません。今日の出来事、最近読んだ本、趣味、仕事で学んだこと、何でもOKです。

ポイントは、「完璧に話すこと」ではなく、「最後まで話し切ること」です。そして、録音して聞き返すと、話すスピード、声の大きさ、話の構成なども客観的に改善できます。

会話量を増やす

自然体で話せる人には共通点があります。それは、とにかく会話経験が多いことです。そこで、彼ら・彼女らに学び、職場なら、朝の挨拶、雑談、報告、相談、感謝など、小さな会話を増やすことです。

コミュニケーションはスポーツと同じで、経験を積むほど自然になります。経験量が自信を育て、緊張を減らし、自然な話し方へとつながります。

話し方教室・専門家の視点/酒井学院長の一言

自然体で話せる人は、「上手に話そう」とする人ではなく、「相手に伝えよう」とする人と言えそうです。

毎日の小さな話す場面を大切にし、話す経験を積み重ねることで、自信と安心感が生まれます。自然な笑顔と落ち着いた話し方は、信頼関係を築き、仕事でもプライベートでも豊かなコミュニケーションにつながっていきます。

あなたも、上述したポイントを参考にされ、少しずつでよいからトレーニングを始めてください。きっと、緊張に振り回されず、自分らしく話せるようになりますよ。

日本コミュニケーション学院 創設者・学院総長 酒井美智雄

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