話し方教室「人の心に残るのはスピーチかハプニングか?メイ首相の残念な演説」(話し方ニュース東京)

記憶に残る残念なスピーチ

デイリー・レコードでは10月9日、ハプニングが続いた英国テレサ・メイ首相の残念なスピーチについて報道している。大衆の目を引きつけたが、悪い意味で「記憶に残るスピーチ」となってしまった。

演説中のハプニング

トーリー党(英国保守党)のカンファレンスで行われたメイ首相の演説中、ハプニングが起こる。

まずコメディアンと称する男が彼女への辞任を促す文書を差し出し場を皮肉る。しかし首相は抗議者の邪魔を静かにかわし、男はガードマンが連行。聴衆の注目を再度引きつける。その立ち居振る舞いは落ち着いていたが、今度は咳が止まらなくなり、何度も苦しそうに話す場面や水を飲む場面が続く。

それも落ち着いてスピーチが軌道に乗ったかと思いきや、今度は彼女の背後に見えるパーティースローガンの一文字が落ちるというハプニングに見舞われた。

伝わらなかった党の意思

ハプニングの連続は決して不快なものだったわけではない。むしろ笑いを誘い、インパクトを与えたという意味では印象に残る。

しかし経済不況、予算カット、雇用問題などのあおりを受けている家族やコミュニティ、特にその政策の影響を受けているスコットランド市民を支える意思表示が伝わらなかっただけでなく、誇り高きトーリー党にマイナスの印象を与える結果となった。

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