話し方教室東京 コラム-怒りの感情は、ビジネス交渉結果に影響する!

ポジティブな感情での交渉は成功率が高くなる

ビジネスの交渉において、感情のコントロールは大切だが、難しいときがある。リアルリーダーズは、「怒り」の感情が交渉にどう影響するか、どのようにするべきか、専門家のアドバイスを掲載している。

交渉の結果は、内容だけでなく交渉中に見えた感情にも影響されている。ポジティブであった人は、ネガティブまたはニュートラルな人よりも成功率は高くなる。明るく笑顔で友好的、穏やかな口調ですすめることが成功の鍵となる。

交渉では怒りの感情をコントロールする

一方で難しいのは「怒り」の感情。これは怒るべきか、それともポジティブであるべきなのだろうか。専門家によると、立場を認識した上で行えば、コントロールできるという。交渉の重要な要素はパワー、優位性である。そのため、立場で考える。

相手が強ければ、オファーに同意しない可能性が高い。あなたが強ければ、相手に譲歩させることができる。怒りという感情に怒りで反応すれば、交渉は決裂する。

怒る対象を間違えてはならない

注意したいのは、怒る立場にあっても客観性を保つこと。怒る対象は交渉内容であって交渉相手ではない。また、怒るふりは見抜かれる可能性が高く、逆効果であるため透明性を保つこと。

さらに、男女の違いにも注意する。性別による格差や意識の変化はまだ追いついておらず、女性は男性よりも、怒りの感情を表すことで不利になることがある。

■ 記事関連・話し方講座/営業,セールス専門・話し方教室

■ 話し方コラム提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方コラム・スタッフ委員会