話し方教室「メリットを前面に出して、説得を成功させよう」

どうすれば説得できるのだろうか

「なんとかして相手を説得したい!」と力が入りすぎていると、説得はうまくいかないものです。また、あがり症で、説得しようにもまったく説得に自信がない、と感じている方もいらっしゃることでしょう。

説得を成功させたいなら、まずはメリットを前面に出した上で説得してみましょう。説得する時にメリットを提示されると、相手は納得しやすいものです。

デメリットを前面に出した説得は逆効果になることも

相手を説得したい場合は、前向きな発想でメリットを伝えましょう。

説得する時は、「やらなければ大変なことになるよ!」と言うように、デメリットを前面に出した話し方をすることがあります。

例えば、子どもが宿題をやらない時、宿題をさせようとして「早く宿題をやりなさい!宿題をやらないと、学校で先生に怒られるよ!」と、宿題をやらないデメリットを前面に出すことがあります。

子どもは、しぶしぶ宿題を始めるかもしれませんが、怒られたくないために宿題をやるだけなので、学習効果という点で問題が残ります。

メリットを前面に出した説得こそ効果的

そこで、せっかく説得するなら、メリットを前面に出した説得を行いたいものです。子どもに宿題をさせたい場合は、次のように説得してみてはいかがでしょうか。

「ちょっと考えてみれば、宿題はすぐに終わるわよ。早く宿題を終わらせて、好きなゲームをやる時間を作ろうよ」。

このように、「ちょっと考えるだけで、宿題は終わる」と、宿題に対する抵抗感を和らげた上で、「宿題を終わらせたら、ゲームができる」と、宿題を終わらせるメリットを伝えるのです。

もちろん、宿題が終わった時には、ほめてあげください。より一層効果的ですから。

話し方教室の要点:説得力を向上させる基本ポイント

1.「やらなければ、怒られるよ」という、相手の不利益や恐怖(デメリット)に訴える説得では、一時的にうまくいっても、仕方なく嫌々やる意識が拭えない。

2.「やれば、すぐ終わるし、その後は好きな〇〇ができるよ」と、相手の利益や楽しみ(メリット)に訴える説得なら、前向きにやる気も起こりやすくなる。

人間は、不利益や恐怖に基づく説得よりも、利益や楽しさに基づく説得の方が意欲的になりやすいものです。どうぞ日常のコミュニケーションの中で、試してみてください。説得の効果を実感されるに違いありません。

さて、説得の正攻法について、きちんと学びたい方は、話し方教室の名門校・日本コミュニケーション学院東京の話し方教室で学習されるのが一番でしょう。

©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院東京/入門・教養講座 スタッフ委員会/説得・説得力/学院総長監修