話し方教室「説得でネックになるブーメラン効果!説得がダメなら提案を」

説得がダメなら、提案してみる

相手を「説得してやる」、と考えている時ほど、思うように説得できないものです。説得下手な人なら、やっとの思いで説得を試みても、説得がうまくいかないと、どうすればいいか困ってしまうのではないでしょうか。

説得する際に知っておきたい言葉に「ブーメラン効果」があります。説得がうまくいかない時には、無理に説得をするのではなく、違うスタイルを取ることも大事なのです。そのひとつが「提案」です。

「提案」の形なら、相手は自分の意志で提案を受け入れやすくなるものです。

「説得」に反発するブーメラン効果

ブーメラン効果とは、心理学用語で「自分が思い描いた結果と逆の現象が起きること」を意味する言葉です。

説得の場合なら、「説得すればするほど、相手は反発を感じ、説得に応じない」ということです。

例えば、親であるあなたが子どもに対して「早く寝なさい!早く寝ないと、明日の朝、寝坊するでしょ!」と説得すると、子どもは逆に反発して、ますます夜更かしすることがありますよね。これがブーメラン効果です。

こんな場合、説得とは違うスタイルをとってみましょう。

提案すると、相手が応じやすくなることがある

「説得」とは違うスタイル、それは「提案」です。

子どもは、押しつけがましく説得されると、反発してしまいます。そこで、やんわりと「提案」します。そうすると提案通りの行動をとる場合があるのです。

なかなか寝ない子どもに対してなら、「早く寝たら、あしたは遅刻しないですむかもね。どうする?じゃあ、おやすみなさい」という話し方をしてみます。これなら押しつけがましい言葉ではありませんので、素直に言うことを聞くかもしれません。もっとも、100%確実とはいえませんが。

説得も提案も、コミュニケーションです。コミュニケーションとは、相手に受け入れてもらってはじめて意味があります。そのためには柔軟性が必要なのです。

話し方教室の要点:説得がうまくいかない時は、提案してみる

1.「説得すればするほど、相手は反発を感じ、説得に応じない」。これをブーメラン効果という。

2.「説得」がうまくいかない時には、無理に説得するのではなく、違うスタイルの「提案」をしてみるとうまくいくことがある。

一つの方法で上手くいかないなら、別の方法を探ってみる。これは大事な考え方だと思います。要は「柔軟性」が必要ということです。

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