話し方教室「話材/リピーターやファンを獲得する秘訣」

「ありがとう」だけでは味気ない

私はサッカーくじをよく買う。当てたいと思わないわけではないが、くじの収益がスポーツに役立てられるのが嬉しいのだ。

買う場所は、自宅や職場近くの売店だったり、出張先の売店、コンビニだったりする。

売店で買う時によく思うことがある。殆どの売店が、買うと「ありがとうございました」とは言ってくれる。でも、それだけで味気ないのだ。

「おっきいのが、当たりますように!」

でも、昨年立ち寄った吉祥寺の売店は違っていた。売店の女性(年齢は、たぶん50代の方)が、笑顔でこう言ってくれた。「ありがとうございました」。「おっきいのが(大きいのが)当たりますように!」。

私は気分がよくなったので、笑ってこう返した。「当たったら、半分あげるよ!」と。

ただそれだけのことなのだが、またこの人から買いたいと思った次第。たぶん彼女は、評判のよい店員さんだろう。

リピーターやファンを獲得するシンプルな秘訣

それからしばらくして、自宅の近所の売店で、またサッカーくじを買った。いつものように「ありがとうございました」だけであった。

そこで私は笑って催促してみた。「おっきいのが、あたりますように!って、言ってくれないの!」と。

そうすると、すかさず店員さんが「おっきいのが、あたりますように」と言ってくれた。私は笑って「ありがとう」を言って売店を出た。

それ以来、私が行くと「おっきいのが、あたりますように!」と言ってくれる。たぶん、他のお客さんにも、そう言っているのだと思う。

サービス業や小売業でリピーターを獲得するには、お客さんを気分よくして帰すこと。それが秘訣。

それには、笑顔と、気の利いた一言が何より大事だということを、先の吉祥寺の店員さんは教えてくれたのであった。

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