「人前で話すのが怖い人必見!話し方教室が教える緊張克服と自信をつける方法」(じっくり教養 話し方教室東京)
人前で話すことに恐怖心や苦手意識を抱く人は少なくありません。プレゼンやスピーチの前になると心臓がドキドキして、手が汗ばみ、声が震える——そんな経験をした方も多いでしょう。
しかし、緊張は克服できないものではありません。正しい方法を知り、日々実践することで、恐怖は徐々に和らぎ、自信を持って話せるようになります。
今回は、「緊張を克服し、自信をつける方法」をご紹介します。
1.話の構成とキーワードを明確にする
緊張の大きな原因の一つは、「何を話せばいいのか分からない」という不安です。話の流れを整理し、重要なキーワードを押さえておくことで、自信を持って話すことが可能になります。
話の構成を明確にする
たとえば、話す前に「導入 → 本題 → まとめ」という3ステップの流れを決め、紙やメモに書き出す方法があります。こうすることで、視覚的に全体像が見えてきて、安心感が生まれます。もちろん、話の途中で迷子になるリスクも減ります。
構成を明確にしておくことは、緊張を和らげる第一歩なのです。
キーワードを明確にする
特に伝えたい言葉を事前に決め、それを少しゆっくり、はっきり、声をやや高めにして話してみます。
こうすることで聞き手に印象を残せるだけでなく、自分自身も「ここが話の軸だ」と意識でき、焦らず進めることが可能になります。
2.”間(ま)”の活用で話を分かりやすくする
早口は緊張の表れであり、聞き手にとっても理解しづらいものです。そこで、「間」をうまく取ることで、落ち着いた印象を与え、話が分かりやすくなります。
“間”で話の効果を高める
大事なフレーズの前や後に、意図的に数秒間の沈黙を作ります。これにより聞き手は内容をしっかり受け止められ、話の重要度を感じます。沈黙は決してマイナスではなく、話の効果を高める武器になります。
“間”で頭を整理してもらう
また、間を取ることで、聞き手は話を整理する時間を得られます。結果として「聞きやすい話し方」になり、話し手に好感と信頼感を抱きやすくなります。間は自分のためだけでなく、聞き手のためにも必要な要素であることを忘れないでください。
3.安定した声をボイストレーニングで手に入れる
声の大きさや安定感は、話し手の印象を大きく左右します。発声を鍛え、日常的に練習を重ねることで、自信を持って話せるようになります。
深い呼吸で声量を安定させる
浅い呼吸は、声が小さく不安定になりがちです。お腹を膨らませるように息を吸い、ゆっくり吐きながら声を出す腹式呼吸を身につけるなら声が安定し、落ち着いた印象を与えることができます。
短時間ボイストレーニングのすすめ
毎朝3分で構いません。新聞や本を声に出して読む、鏡を見ながら笑顔で自己紹介を練習するなど、小さな習慣を積み重ねることをお勧めします。半年もすれば、「明るく・大きく・はっきり」とした、安定した声が手に入ります。
話し方教室の視点/酒井学院総長の一言
人前で話すのが怖いと感じる要因は、殆どの場合「準備不足」と「経験不足」です。
話し方の初心者は、まず、話の構成を明確にし、間を意識すること。そして、発声を鍛えることです。——この3つを継続することで、恐怖は薄れ、自信は確実に積み上がっていきます。
過去にも何度か述べていますが、話し方は”才能”ではなく”技術”なのです。ですから、今すぐにでも少しずつ練習を始め、早く緊張を克服し、堂々と話せる自分を目指してください。その努力は、必ず、何倍にもなって報われます。
■ 記事関連・話し方講座/あがり症克服専門・話し方教室/初学者コース
■ 1分間 話し方教室 提供/©話し方教室の名門・日本コミュニケーション学院(東京)/話し方教室教養講座・スタッフ委員会/酒井学院総長監修