話し方教室「仕事の優先順位づけと、他人への任せ方」

「忙しい」が口癖の人の問題点

「忙しい、いやぁ~、忙しい」と口癖のようにいつも言っている人が、わたしの周りにも何人かいる。それなら相当稼いでいるのだろうと思うのだが、実際はそうではない。

一方で、「本当に、忙しい」人達を私は何人も知っているのだが、彼らの口から「忙しい」という言葉を、一度も聞いたことがない。

実は、「忙しい、忙しい」という人達には、2つの問題があるように見える。

1.仕事の優先順位がついていない。
2.仕事を他人に任せられない。

本当に忙しい人達は、仕事の優先順位がキチンとついていて、大事なことは自分でやるが、そうでないことは、他人にドンドン任せることができている。

だから、気持ちに余裕があり、「忙しい、忙しい」と言う必要がない。まさに「忙中閑有」の状態にあるのだ。

仕事の優先順位のつけ方

そこで、ご参考に、仕事の優先順位づけの仕方と、仕事の任せ方を述べてみよう。

まずは、「優先順位づけ」から。あなたは、管理職だとしよう。
1.まず、紙に、あなたが今かかえている仕事を書き出してみよう。

2.次に、その隣に、大きな「十」を書く。その縦軸を「重要度」の高い・低い、横軸を「緊急度」の高い・低いとする。

3.「1.」で書き出した仕事を、「2.」の「十」の上に振り分けてみる。

そうすることで、何が大事な仕事かが一覧できる。そう、「重要度」と「緊急度」で、仕事の優先順位は評価するのだ。

仕事の任せ方

つづいて「任せ方」。

1.重要度が高く、緊急度も高い仕事の主役は、あなただ。

2.重要度が高く、緊急度が低い仕事の主役はあなただが、一部、部下に任せられないか、検討の必要がある。

3.重要度が低く、緊急度が高い仕事は、原則部下にまかせる。ただし、納期遅れにならないように、しばしばチェックをいれることが肝要。

4.重要度が低く、緊急度が低い仕事は、完全に、部下に任せよう。

こうすることで、たぶん「忙しい、忙しい」とは、もう言わなくなるだろう。
ぜひ、お試しくださいませ。

ちなみに、任せ方には、タイプとコツがある。これは、また後日述べることにしたい。

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