話し方教室「話材/和食には日本酒でしょ!」

若い人がお酒を飲まなくなった

若い人が、あまりお酒を飲まなくなった。だから、アルコールが売れない。飲んでも家飲みをやるから、居酒屋が儲からなくなった。

私が20代の頃は景気が良かったので、毎朝職場では「昨晩も飲んだよ。午前様で、飲みすぎだよ!」なんて会話が、日常的に飛び交っていたものだ。

お酒は少しは飲めたほうが、人生を楽しめる

お酒の中でも、日本酒の売れ行きが特によろしくない。ただ、昨年和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたので、世界中で和食人気が高まっている。それに合わせて、日本酒の輸出も増えてきている。

それは大変喜ばしいことだ。フランス料理にワインが不可欠なように、日本料理には、やはり日本酒が合うし必要なのだ。もちろん中華料理なら老酒が一番マッチしている。

その土地の料理と、その土地のお酒が一番よく合う!そして、そのベスト・マッチの料理とお酒を一緒にいただくと、料理もお酒も、より一層おいしくなる!

さびしい事に、この感覚を下戸の人達は経験できない。だから、お酒はまったく飲めないよりも、少しは飲めた方がいい人生になると、私は思っているのだ。

日本酒の飲み方

日本酒にも飲み方があるという。辛いものから、甘いものの順。淡白なものから、濃いもの。そして、度数の低いものから、高いものの順番で飲むのがよいという。

その方が味の変化を楽しめるのだそうだ。なるほど!私の場合は大酒飲みではないので、日本酒なら、基本好きな銘柄を1つだけ飲んで楽しんでいる。

ただ必ずチェイサー(追い水:要は、ただのお水)をいただく。お水は、お酒の量の何倍かを必ず飲むことにしている。

なぜなら、日本酒は、蒸留酒やビールよりも、肝臓でのアルコール分解が遅いのだ。だから悪酔いするのは、たいてい日本酒と相場は決まっている。この点には注意したい。

おいしい料理+おいしいお酒=至福の時間

でも、おいしい料理に、おいしいお酒を合わせると、至福の時間を過ごせる。これは人生に欠かせない大切な時間に違いない。

そして、おいしい和食に、おいしい日本酒なら、これは最強のコンビではなかろうか。

ぜひ日本の若い人達にも、世界の人達にも、和食と日本酒をセットで堪能してもらいたい。今そう願っているところだ。

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