話し方教室「話材/新社会人へ、贈る言葉」

新社会人へ贈る、先輩達の失敗談

最近、新聞、雑誌でよく目にする記事は、「新社会人」に向けてのものだ。今月14日の日経プラス1にも、「新社会人へ贈る、先輩達の失敗談」のランキングが出ていた。

参考にベスト7を、記事から紹介してみよう。

1.位:電話に出るのが怖かった。
2.位:職場の人の顔と名前が覚えられない。
3.位:周囲に相談できなかった。

4.位:寝坊して遅刻。
5.位:緊張でうまく話せなかった。
6.:名刺の扱いに戸惑った。
7.位:指示を取り違えドジを踏んだ。

新社会人に失敗はつきもの、心配要らない!

今はベテラン社会人である方も、新人時代は、上記の失敗の多くを経験してきたのではないだろうか。

かくいう私にも、幾つか経験がある。私の場合は、寝坊して遅刻 したことが忘れられない。いま思い出しても、冷や汗をかいてしまいそうだ。

でも、新社会人の皆さんに一言いっておきたい。心配いらないよ!と。上記のうち、「6つ」は、3~6ヶ月も経つ頃には、自然と解消しているものだから。

失敗しないための方法も述べておこう

1.は、言葉遣いを知らないことで起こる。特に敬語。コツは、先輩に言葉遣いがきれいな人がいるはずだから、その人をマネていると早くうまくなる。

残念ながら、職場にいい先輩がいない場合は、薄めの敬語に関するビジネス書を2~3冊熟読して、どんどん試すことだ。

2.机の配置図に、上司・先輩方の名前と、簡単な特徴を書き込んで何回も見ること。そうしているうちに覚えてしまうものだ。

3.これは、報告連絡相談(ホーレンソー)の基本と、その重要さを知らないことから起こるもの。もっとも、上司にならない限り、ホーレンソーの真の重要さには気づかないだろうが。

でも、次の点を覚えておけば、大丈夫。

それは、ホーレンソーをすべきか、しないかを迷ったら、しなさい!ということ。問題というものは、ホーレンソーをしないことで拡大していくからだ。

だから、迷ったら、ホーレンソーすること!これが、私の鉄則である。

4.私は1度懲りてから、目覚ましを2つにした。ひとつは、ベッドの脇に置く。手を伸ばせば、届くところ。起床時刻の15分前に、セットする。

そして、もう一つは、ベッドを抜け出して、歩いて行かないと止められない場所に置く。起床時刻にセットする。大音量で、ボタンを押さない限り、音が止まらないものがいい。

実は、私は今もこの方法で、毎朝起きているのだ。以来、幸運にも、寝坊はない。

5.は、いわゆるスピーチ の場面だ。例えば、商品説明、自己紹介、歓送迎会でのスピーチなどなど。

実は先ほど、上記失敗の、「6つは、3~6ヶ月も経つ頃には、自然と解消している」と書いたが、5.は、その6つ以外のものなのだ。

つまり、こればかりは、特別に訓練を、意識的にやらない限り、10年たっても、うまくはいかない。なるべく早い時期に、取り組んで欲しいと私は思っている。

ちなみに、うちの話し方教室講座(初学者コース)を受講されれば、どこの講座よりも、うんと早く、しかも、うんとうまくなる!

6.は、先輩のやることを、見よう見まねでやれば、すぐ、できるようになるだろう。

7.これは、指示の受け方を知らないことで起こる。指示を受けたら、その場で復唱し、疑問点を解消することが肝心なのだ。復唱すれば、「取り違え」は起こらないようになる。

失敗しても、くさらないことが大事

新人時代には、失敗はつきものと言っていい。なぜなら、ビジネスや、その基本動作については、知らないこと、出来ないことだらけだからだ。

だから、私からのアドバイスは、次の2つ。
「失敗しても、くさらないこと」。そして、「同じ失敗を、2回しないこと」。

新人の皆さん、明るく、元気に、素直に、頑張ってくださいね。

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