話し方教室「話材/目標設定、目標達成のコツ」

妥当な目標設定

早いもので、今年ももう3月だ。日も長くなったし、だいぶ暖かくなってきた。桜の便りが聞こえてくるのも、もうすぐだろう。

日本人の習性として、春になると、何かを始めたくなるようだ。今回は、自己成長のために、この春何かを始めようとしている方に向けて述べてみたい。

まず何事にも「目標」が必要なのだが、この目標が妥当でないと、なかなか達成できない。目標が高すぎても、低すぎてもいけない。

目標設定の手順一:理想の自分と、現実の自分の明確化

これは例えば、「理想の自分は、英語を駆使して海外を飛び回り、バリバリと仕事をしている」としよう。

そして「現実は、商社勤めで、プライベートな旅行の英語なら十分間に合っているが、ビジネスに活用するとなると、まだまだもどかしい」としよう。

目標設定の手順二:目標の定量化

目標には定性と定量とあるが、なるべく定量化(つまり、数値化)することがのぞましい。なぜなら、数値化すれば、目標と結果を比較することが容易になるからだ。

上記のケースでは、理想の英語力はTOEIC900点以上とする。でも現実は660点。すると、ギャップは240点。この差を解決することが、目標となるのだ。

ここまでの手順は、どなたも比較的うまくいく。でも、多くの人が、いきなりこの240点を埋めることに着手しようとしてしまうから、達成が困難になる。

目標設定の手順三:目標の分割

そこで、私は、最終目標までの道のりを3分割することをお勧めしている。

つまり、第一中間目標が、80点アップの740点。第二中間目標が、さらに80点アップの820点。そして、最終目標が80点アップの900点。

大きすぎる目標では、やる前から、はたして大丈夫かと、ひるんでしまう。でも、3分割した目標なら、なんとかやれそうな気がするではないか。この「やれそうな気」が大事なのだ。

目標設定の手順四:達成期限の設定

そして、目標設定は、これで終わりではない。次に、目標を、いつまでに達成するのか、その達成期限を決めなければならない。

さらに、もう一つ。その期限までに、目標が実際に達成されたかどうかを確認できる方法(チェック作業)も決めておかなければならない。

例えば、第一中間目標、740点。6ヶ月後に達成する。達成までの勉強法はネット講座にて。達成の確認は、その期限10日前のTOEICテストを受けてチェックする、となる。

めでたく第一中間目標が達成できれば、次は第二中間目標をめざす。もし、残念ながら、第一中間目標を達成できなければ、その分も含めて第2中間目標地点までがんばる。

目標達成のポイントは、最終目標・達成期限を、簡単には変えないことだ。

なぜなら、いつまでも目標達成期限を先送りしていると、人生の方が先に終わってしまうことにもなりかねないのだ。

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