会話・雑談の話し方教室「会話の中で『かわいい』を多用した話し方をする女性」

「かわいい」を多用して話す女性

中高生から社会人まで、女性同士の会話の中で惜しみなく使われる「かわいい」という言葉。

本来の言葉の意味から逸脱した使い方をしていることも多く、時に奇妙に聞こえることがあります。何を見ても、何に対しても、「かわいい」を使ってしまうのはなぜなのでしょう?

使い勝手の良い言葉「かわいい」

彼女たちは、本当に心からかわいいと思ったものだけを「かわいい」と言っているのではないようです。

「面白い」「きれい」「欲しい」「興味がある」「似合っている」「愛嬌がある」時などに「かわいい」を使うのは、まあ理解できます。

でも、「小さい」「ブサイク」「気持ち悪い」と思う時でも「かわいい」を使うから、困りものです。

語彙力の乏しさを隠すためか、(思っていても)相手に言えないようなマイナスなことを「かわいい」と言ってごまかしているのか、いずれにしろ便利な言葉として「かわいい」が使われすぎているのです。

また、「かわいい」と言って同調することで仲間意識を高めている、そんな風にみることができるかもしれません。

おまけにご紹介しますと、「かわいい」の使い分け方があるようです。それは、話し方や声のトーンで表現するのだそうです。本当にかわいいものに対しては、高いトーンの「かわいい~!」。

逆に、相手に共感できない場合にその場しのぎとして使われる「かわいい」は、軽く何度も繰り返されます。

語彙力、表現力のある大人になろう

本学は話し方教室ですから、「かわいい」を連発する大人の女性には、「大丈夫?」と、少々心配になります。なぜなら、「言葉を厳格に用いる」ことが大人の条件の一つとさえ考えているからです。

会話する際に、何でも「かわいい」では、もったいないとは思いませんかぁ?ご参考に申し上げれば、本学の話し方教室には語彙力向上のために入学される女性もいらっしゃいます。

自分なりの表現ができる、自分の言葉で会話することができる、それは、会話を楽しむうえでとても大切なことだと思います。

「かわいい」を使わなくても、色んな言葉で、物や、事や、感情を表現できるようになれば、女性としてもっと輝けるようになること請け合いですね。

©話し方教室の名門日本コミュニケーション学院東京 入門・プレ講座 スタッフ委員会/言葉づかい/学院総長監修