話し方教室「プレゼンの質疑応答をスマートに切り返す方法」

プレゼン準備は、ぬかりなく

皆さんにとって、プレゼンテーションで一番不安になることはなんでしょうか?プレゼン本番で、話す内容を忘れてしまうことですか?それとも、会場の厳粛な雰囲気にのまれてしまうことでしょうか?

実は多くの方が、プレゼンでの不安要素としてあげるものに、プレゼン後の「質疑応答」で困ってしまうということがあります。

そこで今回は、質疑応答で失敗しないための方法を、これからご紹介したいと思います。

FAQ への準備は必須

質疑応答の攻略にはまず、当然ですが、きちんとした準備が必要です。どんな準備が必要かと言えば、FAQ(Frequently Asked Questions)を用意しておくことです。

この準備をしないと、当日即席で質問に対しての回答をしなければなりません。回答がまずかったばかりに、プレゼン内容が聴衆に「いいかげんな内容だった」と思われてしまえば、信用をなくしかねないのです。

そうならないように、質疑応答のために想定問答を作っておけば、当日も慌てることなく対処することが出来ます。

「この質問はされたくないなぁ」と思っていることに限って、攻撃をされてしまうということが往々にしてあります。ですので、よくある質問や質問されるだろうと考えられる内容には、事前に回答を用意しておきましょう。

回答の際、まず始めに言うべきこと

回答する際に、はじめに言うべきことは、質問に対する答えの結論部分です。企業のプレゼンでありがちなのは、聞かれてもいない領域について、自社のサービスについて紹介してしまうということです。

また、応答時間が長すぎると聞いている人が飽きてしまいます。それだけではなく、話していくうちに回答の軸が見えなくなって聴衆をイライラさせてしまいます。内容にボロも出やすくなりますので要注意です。

回答のフローとしては、「結論」→「理由」(結論に対する補足説明程度)ということを押さえ、話が苦手な人ほど回答は簡潔にまとめましょう。

意味不明の質問への回答法

あがり症の人は、質問者があいまいな質問を投げかけた時に一人で考え込んで、余計に緊張をしてしまうというケースがあります。

特に「〜〜ですが、そのあたりいかがでしょう?」で終わる質問は、答えにくい質問例の代表格です。いかがでしょう、と聞かれたところで何を答えれば良いのだろう、と思ってしまうわけです。

このような場合は、相手とコミュニケーションをとる要領で「ご質問ありがとうございます。あなたの質問は〜〜ということでよろしいですか?」とまずは述べましょう。

あやふやな質問は、あなたが分かりにくいだけでなく、聴衆や質問者自身も質問の意図を分かっていないことが多いのです。この段階を踏むことで、質問の的が絞られ、答えが出しやすくなります。

さらにこの戦法のもう一つのメリットは、相手に質問返しをしている間に、時間を稼いで、自分の答えを頭の中で整理することが出来ることにあります。

どうか皆さん、準備をしっかりして、キレのある質疑応答をキメてみてください!ぜひ!

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